★「困難な道のりは慣れている」痛恨のドロー、敗退危機のクロアチア指揮官が最後のイタリア戦へ「重要なのはまだ生きているということ」

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クロアチア代表のズラトコ・ダリッチ監督が、アルバニア代表との激闘を振り返った。クロアチアサッカー連盟(HNS)が伝えた。

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クロアチア代表のズラトコ・ダリッチ監督が、アルバニア代表との激闘を振り返った。クロアチアサッカー連盟(HNS)が伝えた。

19日、ユーロ2024グループB第2節でクロアチアはアルバニアと対戦。初戦は共に黒星スタートとなっただけに、なんとか勝ち点が欲しいところだった。

クロアチアが優勢とみられたが、11分に失点。クロアチアにとっては苦しい戦いとなる。それでも、後半は手を打つと74分にアンドレイ・クラマリッチがゴール。1点を返すと、そのまま押し切って76分に逆転。オウンゴールで一気にひっくり返すことに成功する。

終盤は1点リードを守りにいったクロアチアだったが、掴みかけていた勝利を手放す結末。アディショナル5分にクラウス・ギャスラにネットを揺らされ、2-2のドロー。勝ち点1を分け合う形となった。

土壇場で追いつかれてしまったクロアチア。ダリッチ監督は前後半で違うチームになってしまったとしながらも、最終戦に懸けていくとした。

「2つの異なる前後半だった。前半は悪く、失点したが、自分たちが遅かったために何もできなかった。相手はボールの裏でやる気を見せていた。我々は多くのミスを犯し、多くのボールを失った」

「後半はより良く、より決定的になり、いくつかのことを変更した。我々は本当に全てをかけて2-1に到達した。アルバニアは中央を突破できなかったが、アディショナルタイムにゴールを許してしまった」

「最も重要なことは我々がまだ生きていること、そしてこの試合が全てを決定するということだ。我々はこのような困難な道のりには慣れているので、後半は心強かった」

また、最後の失点についても言及し、チーム全体が前に行きたかったものの、その代償を払ったとした。

「我々は不用意に後ろに下がり、セットアップが悪く、その後多くの苦労を経て彼らがゴールのチャンスを迎えた。我々は撤退することを求めず、ハイプレスを維持するために3点目が欲しかったが、悲惨な代償を払うこととなった」

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2024年6月20日(木)11:50

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