チェコ代表のイワン・ハシェック監督が、ユーロ2024からの敗退を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。
26日、グループF最終節が行われ、チェコはトルコと対戦した。
チェコは勝利すればグループステージ突破を果たせる可能性を残しており、トルコも同様だった。
しかし、開始20分でアントニン・バラクが2枚目のイエローカードをもらい退場。早々に数的不利となると、51分に失点してしまう。さらに55分にはGKインジフ・スタニェクが負傷交代する緊急事態に。それでも66分にトマシュ・ソウチェクが同点ゴールを記録する。
追いついたものの数的不利な状況のチェコ。その後試合はヒートアップしイエローカードが連発される中、アディショナルタイム4分に失点。短い時間でゴールを目指す中、最後にはトマシュ・ホリーが一発退場するなど、苦しい戦いは1-2で敗戦。グループステージでユーロを去ることとなった。
かつてはサンフレッチェ広島、ジェフユナイテッド市原(現:ジェフユナイテッド千葉)でプレーしたこともあるハシェック監督は、チームの敗退を残念がり、難しい試合になったことを悔やんだ。
「このチームには潜在能力があるので、ここで帰国するのは残念だ。この大会でそれを示したかった。我々の失敗の主因は、ジョージアに勝てなかったことだ」
「ファイティングスピリットに関しては、選手たちに脱帽だ。彼らは全てを捧げた。我々は不利な状況に対処しなければならなかった。10人になり、GKが負傷した」
「これは失敗だ。グループリーグを突破できるチームだったので、悲しく、失望している」
「全てを捧げ、最後の瞬間まで自己犠牲の瀬戸際でプレーした選手たちに申し訳ない。しかし、我々はもう帰国する」
【動画】2人も退場、GK負傷のチェコが最後に力尽きる…