シャフタール・ドネツクは、2024-25シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)のホームゲームをドイツで行うことを発表した。
2022年2月に始まったロシアによる軍事侵攻が今なお続くウクライナ。シャフタールはヨーロッパの大会に参加をし続けているが、ホームでのプレーは不可能となっている。
2022-23シーズンは、ポーランドのレギア・ワルシャワの本拠地であるスタディオン・ヴォイスカ・ポルスキエゴを使用。2023-24シーズンはドイツのハンブルガーSVの本拠地であるフォルクスパルクシュタディオンを使用していた。
2024-25シーズンもCLに出場するシャフタール。 シャルケの本拠地であるフェルティンス・アレーナを使用することが決定した。
3シーズン続けて、ホームではヨーロッパの戦いができないシャフタール。シャルケはかつてロシア企業の『ガスプロム』がメインスポンサーだったが、ウクライナへの軍事侵攻を受けて契約を終了。以降は、資金繰りにも苦戦している状況だ。
シャフタールがCLを開催することもあり、2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)を戦うシャルケにとっては、貴重な収入源。現在はユーロ2024も使用されている中、ホームとして戦うこととなる。
【動画】シャフタールは今季のCLでシャルケのホームを使用!