★「スターが性的暴行で逮捕」佐野海舟の逮捕はドイツでも報道、マインツには21日に合流予定も「実現しないだろう」と見解

鹿島アントラーズからマインツに完全移籍した日本代表MF佐野海舟(23)の逮捕報道。ドイツ『ビルト』も状況を伝えている。

記事全文

鹿島アントラーズからマインツに完全移籍した日本代表MF佐野海舟(23)の逮捕報道。ドイツ『ビルト』も状況を伝えている。

17日、複数のメディアが佐野の逮捕を報道。14日に30代女性へ知人の男性2人と性的暴行に及んだ疑いで警視庁に逮捕されていたという。

この報道はドイツでも報じられており、『ビルト』も「ブンデスリーガのスター選手が性的暴行で逮捕」と見出しをつけている。

佐野は大きな期待を寄せられてマインツに加入。3日に4年契約を締結したことが発表されていた。

マインツでは、ベンフィカへと移籍したルクセンブルク代表MFレアンドロ・バレイロ(24)の後釜として期待されていた中でのスキャンダルとなった。

『ビルト』は「日本の司法当局はまだ詳細を明らかにしていない」と伝え、「マインツも現時点ではこれらの疑惑にコメントを控えている」としている。

3日に契約した佐野は、21日からチームに合流してトレーニングを開始する予定だったが、合流1週間前の不祥事。「これも実現しないだろう」と『ビルト』は予定通りには合流できない見込みだと伝えている。

マインツは別のスキャンダルも抱えている。2023年10月、イスラエル・ハマス紛争を受け、元オランダ代表FWアンワル・エル・ガジ(28)がインスタグラムのストーリーズを通じてパレスチナ寄りの投稿をした。しかし、クラブはこれを問題視し、チームから外し、さらに契約を解除するという決断を下した。

一方で、エル・ガジはこれを不服としてクラブを訴えることに。12日にはマインツ労働裁判所で判決が下され、クラブは敗訴。SNSの投稿で即時解雇することは違法だとし、未払いのサラリー170万ユーロ(約2億9000万円)の支払いを命じるとともに、残りの契約期間を含めて合計420万ユーロ(約7億2500万円)を支払うことになるという。

なお、エル・ガジはクラブでのプレーを希望しており、再びマインツでプレーする可能性が高まっているとのことだ。

期待を持って獲得したばかりの選手によるスキャンダル。どのような結末を迎えるかは不明だが、チームに合流する時期は遅れることになりそうだ。


【動画】マインツも惚れ込んだ佐野海舟のプレー集




2024年7月17日(水)12:25

mixiチェック
LINEで送る
【関連ニュース】
佐野海舟の頼れる相棒アミリが2試合の出場停止に、フランクフルト戦で一発退場
10人マインツが3位フランクフルトを撃破、佐野海舟はフル出場で勝利に貢献【ブンデスリーガ】
バイエルンがライプツィヒとの上位対決で5発圧勝!【ブンデスリーガ】
【ブンデス第15節プレビュー】年内最終戦、堂安律がリーグ屈指の左WBグリマルドとマッチアップ
今季リーグ初黒星のバイエルン、コンパニ監督は「マインツにおめでとう」と脱帽
戻る
© livedoor