27日、パリ・オリンピックのグループD第2節のU-23日本代表vsU-23マリ代表が行われ、1-0で日本が勝利。グループステージ突破を決めた。
超WSの選手採点と寸評は以下の通り。
▽U-23日本代表採点
©️超ワールドサッカー
※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし
GK
1 小久保玲央ブライアン 7.5
相手の虚を突くシュートもしっかりセーブ。後半もビッグセーブでチームを救う。PKでもコーチのスカウティングと小久保の気迫で失敗に追い込む。
DF
4 関根大輝 6.0
山田との縦の関係で積極的に前にポジションを取り内側でもプレー。後半はビルドアップ時のミスがピンチを招くことに。
3 西尾隆矢 6.0
上手く対応していた中、前半に手痛いイエロー。それでも劣勢時には我慢強さを見せてクリーンシート。
15 高井幸大 6.0
落ち着いた対応を続ける。後半にはスピードで抜けられるもしっかりとした対応。2試合連続クリーンシート。
16 大畑歩夢 6.5
斉藤のサポートをしながら、守備でもしっかりと奮闘。後半はフィジカルで勝る相手に、粘り強さを見せて右サイドを封じる。
MF
7 山本理仁 6.5
この試合も気の利いたポジショニングで多くのセカンドボールを回収。ポジショニングの妙は決勝ゴールに繋がる。
→6 川﨑颯太 -
出場時間が短く採点なし。ブロックに行った結果、ハンドでPKを与えるも仲間に救われる。
8 藤田譲瑠チマ 6.5
マリに合わせていつも以上にスピードのある鋭いパスで局面を打開。イエローもらうもハードなプレーをやめずに中盤を締めた。
13 荒木遼太郎 5.5
前線からのハードワークもしながら機を見たパスでチャンスメイク。もう少しコンビネーションを見せたかった。
→14 三戸舜介 5.5
最大のビッグチャンスを活かせず。前掛かりになるマリの最終ラインの裏を狙った。
FW
10 斉藤光毅 6.0
立ち上がりにキレのある仕掛けでマリにジャブ。キレのある仕掛けを見せて相手に警戒させた。
→9 藤尾翔太 6.0
右サイドに移るとスペースへのパスで再三細谷を活かすプレー。耐える時間がこの試合は長かった。
11 細谷真大 6.0
体の強さでなんとかマリに対抗もプレー精度を欠く。ただ、後半には絶好のクロスでゴールにつなげる。
20 山田楓喜 5.5
バックアップからの昇格。右サイドでの仕掛けでチャンスメイク。良い位置でのFKがなかったの残念。
→18 佐藤恵允 5.5
先制ゴールのシーンでは難しい体勢でコースにシュートしこぼれ球を生む。プレーの正確性を上げたい。
監督
大岩剛 6.0
中2日の中で選手を入れ替えながらもしっかり勝利。押し込んでいた前半にゴールが奪えなかったが、選手たちは後半の劣勢時に耐え抜いて先制点に繋げる。積み上げてきたものが出た結果のゴール。さらに最終盤のPKはコーチングスタッフと選手の信頼関係が失敗を生ませた。
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
小久保玲央ブライアン(日本)
圧巻のパフォーマンス。何度も一対一の局面を迎えたが、全てセーブ。時間の使い方を含め、凄みすら感じる。最後のPKはGKチームが作り上げた信頼感と、小久保の気迫が相手の失敗を生み出した。正に守護神。
U-23日本代表 1-0 U-23マリ代表
【得点者】
1-0:82分 山本理仁(日本)
【動画】右サイドの崩しから最後は山本理仁が詰めて決勝ゴール!