★イラクが五輪サッカー20年ぶり勝利…20歳アリ・ジャシム&アイメン・フセインがけん引「彼らは国民の希望と誇り」
U-23イラク代表が五輪20年ぶりの勝利。ベスト4入りした2004年アテネ大会以来の勝利で、その奮闘が国民を勇気づけているという。
U-23イラク代表が五輪20年ぶりの勝利。ベスト4入りした2004年アテネ大会以来の勝利で、その奮闘が国民を勇気づけているという。
24日、パリ五輪男子サッカー・グループB第1節のU-23イラク代表vsU-23ウクライナ代表が行われ、イラクが2-1で勝利した。
先制を許したイラクだが、アジア杯2023でのインパクトが記憶に新しいオーバーエイジ枠FWアイメン・フセインのPK弾で同点に。最後は大会後にイタリア移籍の20歳FWアリ・ジャシム・エライビが逆転弾を叩き込んだ。
その後、第2節でアルゼンチンに1-3と敗れ、B組最下位となっているイラク。
それでも、B組は1位アルゼンチン、2位モロッコ、3位ウクライナ、4位イラクの全4チームが1勝1敗・勝ち点3で並ぶ状況。第3節で勝利したチームはベスト8=準々決勝へ進出だ。
イラク国外を拠点とするNGO『IRAQI NEWS』は、故国の代表チームによる奮闘を称え、ベスト8進出へ期待を寄せる。
「イラクがオリンピックの男子サッカーで20年ぶりに勝利。フランス・リヨンでイラク国民の粘り強さと決意の強さが証明され、歴史的な勝利となった」
「この勝利の重要性は、単なる大会の勝ち点にとどまらない。イラクサッカー界の復興を象徴し、サッカーというスポーツに深い情熱を授ける国民にとって、選手たちの存在が希望と誇りになっている。まさに“光”である」
U-23イラク代表は、日本時間31日0:00キックオフのB組第3節でモロッコと対戦。現時点で最下位の4位だが、勝てばベスト8進出だ。
◆B組順位表(第2節終了時点)
1位 アルゼンチン | 勝ち点3 | +1
2位 モロッコ | 勝ち点3 | ±0
3位 ウクライナ | 勝ち点3 | ±0
4位 イラク | 勝ち点3 | -1
◆第3節(最終節)
▽日本時間7月31日(水)0:00KO
モロッコ vs イラク
ウクライナ vs アルゼンチン
2024年7月30日(火)18:00