パリ・オリンピックを戦うU-23日本代表のFW細谷真大(柏レイソル)が、U-23イスラエル代表戦を振り返った。
30日、パリ五輪のグループステージ最終節で日本はイスラエルと対戦。すでに2連勝で突破を決めている中、3連勝を目指す戦いとなった。
大岩剛監督はU-23マリ代表戦から6名を変更するなどターンオーバーを敢行。序盤はイスラエルに押し込まれる展開となるが、徐々に日本がベースを握っていく。
それでもゴールが遠かったなか、試合終盤に細谷は登場。するとアディショナルタイム1分、佐藤恵允のグラウンダーのクロスを見事に蹴り込み、日本が土壇場で先制。そのまま0-1で勝利し、グループステージ3連勝を収めた。
試合後のフラッシュインタビューに臨んだ細谷は、得点シーンを振り返り、「ケインが上手く僕のことを見てくれていたので流し込むことができました」と、アシストの佐藤を称え「2試合とも点が取れていなかったので、今日取れて良かったです」と、オリンピックでの初ゴールを喜んだ。
これまでの2試合は先発してチームに貢献しながらもゴールはなし。細谷は「チームのためにやっていれば、いつか取れると思っていたので、今日取れて良かったです」と、結果につながったことを喜んだ。
五輪のゴールについては「独特な雰囲気があって楽しいですし、凄く点を決められて嬉しいです」と語る細谷。3連勝で首位通過したが、待ち構えるはスペインだ。
この世代では2022年11月18日にアウェイの地で対戦。当時はU-21日本代表として臨み、2-0で敗れている。
また、2021年の東京オリンピックでは、メダルをかけた準決勝で対戦し、延長戦でやられての敗戦と、何度も立ちはだかられている。
細谷は「1回負けている相手でもあるので、良い試合になると思うので、しっかり良い準備をして臨みたいと思います」とコメント。チームとして目標に掲げる金メダルに向けては「まず一歩一歩勝っていくことが近道だと思っているので、しっかり次の試合に向けて準備していきたいです」と、目の前の一線でしっかり勝利したいとした。
【動画】エース・細谷真大が決めた!土壇場決勝ゴール!