2日、パリ・オリンピック準々決勝のU-23日本代表vsU-23スペイン代表が行われ、0-3でスペインが勝利。日本はメダルに届かず、ベスト8での敗退となった。
超WSの選手採点と寸評は以下の通り。
▽U-23日本代表採点
©️超ワールドサッカー
※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし
GK
1 小久保玲央ブライアン 5.5
シュートに触れるも大会初失点。いずれの失点もノーチャンスだった。失点以外のプレーは終始落ち着いて対応。
DF
4 関根大輝 5.5
フィジカルの強さでは負けない。積極的に攻撃にも関わった。
5 木村誠二 6.0
冷静な対応を続ける。セットプレーでは競り勝つ。やらせはしなかった。
15 高井幸大 6.0
背後を狙う精度の高いフィード。守備でも落ち着いたプレー。ドリブルで運ぶシーンも。大会を通じて安定感抜群。
16 大畑歩夢 5.5
粘り強い守備を見せる。攻撃では前半は斉藤との絡みでチャンスメイク。後半はあまり攻撃に参加できなかった。
MF
7 山本理仁 6.0
失点シーンは寄せきれず。ただ中盤のプレスで奮闘。攻撃では積極的にボックスにも入り、セットプレーでもチャンスを作った。
→13 荒木遼太郎 -
出場時間が短く採点なし。
8 藤田譲瑠チマ 6.0
リズムを上げようとスピードあるプレー。落ち着いて渡り合う。戦える力は見せつけたが、チームは敗れた。
14 三戸舜介 5.5
最初の動きで相手CBにイエローカード。良いポジションを取り攻撃を組み立てた。積極的なシュートも。
→19 植中朝日 5.5
攻撃の活性化が期待されたがあまりボールに関与できず。
FW
10 斉藤光毅 5.5
一対一の仕掛けと連携プレーを使い分ける。守備を崩して惜しいシーンも作った。
→18 佐藤恵允 5.5
積極的な仕掛け、豊富な運動量でのプレスを見せる。
11 細谷真大 6.5
前線で体を張るプレー。完璧な反転シュートを決めたが爪先がオフサイド。ヘッドもポスト、シュートはGKのビッグセーブとあと一歩。悔しさが残る試合に。
20 山田楓喜 5.5
前半ATにFKからドンピシャのクロスも細谷のヘッドはポスト。
→9 藤尾翔太 5.5
右ウイングでプレーした中で、プレスバック、体を張ったプレーと奮闘した。もう少しボックスの近くでプレーしたかった。
監督
大岩剛 5.5
スペインを相手に善戦を見せ、立ち上がりは良い入りを見せたが、決定力の差を見せつけられた。チーム発足から大きく成長し、チームとしての完成度も高かったが、最後の決定力が足りなかった。
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
フェルミン・ロペス(スペイン)
多くはないチャンスで圧巻の2ゴール。崩しきれない中で、ミドルシュート2発を叩き込み勝利を手繰り寄せた。対抗してくる日本に対し、違いを見せるプレー。
U-23日本代表 0-3 U-23スペイン代表
【得点者】
0-1:11分 フェルミン・ロペス(スペイン)
0-2:73分 フェルミン・ロペス(スペイン)
0-3:86分 アベル・ルイス(スペイン)
【動画】完璧な反転から細谷真大がネットを揺らす! しかしVARの末…