★19歳FWムココを狙うマルセイユにライバル登場、リールが参戦し獲得レースが激化か
ドルトムントで逸材と称されていたFWユスファ・ムココ(19)だが、マルセイユとの個人間合意に至ったという。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えた。
ドルトムントで逸材と称されていたFWユスファ・ムココ(19)だが、マルセイユとの個人間合意に至ったという。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えた。
若くしてドルトムントのアカデミーで頭角を表すと、2020年7月に15歳でファーストチームに昇格。2022にはドイツ代表にも選ばれ、カタール・ワールドカップ(W杯)に17歳で出場するなど、大きな期待がかけられていた。
ケガもあったキャリアだが、2023-24シーズンは公式戦27試合に出場し6ゴールを記録。しかし、その立ち位置は完全に控えであり、難しいキャリアとなっている。
ドイツ代表FWニクラス・フュルクルクが移籍間近となっている一方で、シュツットガルトからギニア代表FWセール・ギラシー(28)が完全移籍加入。同じ立ち位置になる可能性が高く、クラブとの関係が悪化している状況だ。
そのムココは、マルセイユと口頭合意に達しているものの、『スカイ・スポーツ』によればライバルもいるとのこと。リールが獲得に名乗りでたという。
まだ19歳のムココは将来も明るく、驚異的な得点力が再び花開く可能性も十分にある。リールはムココサイドとの話し合いを進めているとされ、マルセイユとの一騎討ちの様相だ。
リールは2023-24シーズンのリーグ・アンを4位で終えており、今シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)の出場の可能性があるため、それを売りにしているとのことだ。
一方のマルセイユは、買い取りオプションか買い取り義務のレンタル移籍で交渉中。ただ、リールの登場によって、条件を変更する可能性も出てきたようだ。
いずれにしてもドルトムントではプレーを続ける気がないとみられるムココ。かつての神童は外に出て復活するのか注目だ。
2024年8月5日(月)16:50