ヨーロッパリーグ(EL)予選3回戦2ndレグのアヤックスvsパナシナイコスが壮絶決着だ。
勝てば本戦出場となるプレーオフ行きの予選3回戦。アヤックスとパナシナイコスは8日の1stレグを経て、15日の2ndレグで再戦した。
敵地での1stレグを1-0で先勝したアヤックスだが、リターンレグではパナシナイコスが1-0でリベンジ。2戦合計スコアで並び、PK戦決着でアヤックスに軍配が上がった。
だが、このPK戦は5人目までで両軍ともに1人ずつが失敗し、4-4のサドンデスに。それからも両者譲らず、計34選手ものキッカーを送り込むもつれ様で、約25分間の激闘となった。
勝敗の分かれ目となったのはそれぞれ11人のメンバーを一巡して迎えた17人目。先行のパナシナイコスはトニー・ヴィルエナが失敗すると、アヤックスはアントン・ガーエイが成功した。
アヤックスはブライアン・ブロビーの2回失敗もあったが、40歳GKレムコ・パスフェールのショットストップ5回にキック成功の活躍も光らせ、13-12でプレーオフに進出している。
【動画】アヤックスがパナシナイコスと25分間にわたる長い長いPK戦