バルセロナのハンジ・フリック監督が、自身のラ・リーガ初陣の勝利を喜んだ。
18日、ラ・リーガ開幕節でバルセロナはアウェイでバレンシアと対戦した。
フリック監督にとって初となるラ・リーガの試合。ジョアン・ガンペール杯ではモナコに惨敗しており、不安もよぎる試合となった中、試合はなかなかゴールが生まれない展開となる。
すると44分に失点。手痛いビハインドになると思われたが、アディショナルタイムにロベルト・レヴァンドフスキがゴールを奪い、1-1で後半を迎える。
すると49分、PKを獲得するとレヴァンドフスキがしっかり決めて逆転。カンテラ育ちの若手も多く出た試合は、1-2で勝利し、初陣を飾ることとなった。
試合後、逆転勝利を振り返ったフリック監督は、前半アディショナルタイムの同点ゴールが大きかったと振りかった。
「勝ち点3はとても重要だ。全てが良かった訳ではないが、後半は多くのミスを犯した前半よりもずっと良くなった。バレンシアはそれを利用して先制したが、ハーフタイム前のゴールは、後半をスタートする上で重要になった」
また、この試合2ゴールを記録して勝利に貢献したレヴァンドフスキを称賛している。
「彼はプロフェッショナルだ。それは我々にとってとても重要だ。彼は2つのゴールを決め、素晴らしい守備の仕事を見せた」
交代選手も含めて、カンテラ出身の若手を多く起用せざるを得なかったフリック監督。若手の野心に感銘を受けたとした。
「勝利でスタートできたことはとてもポジティブだ。我々は欠場選手がいたことで、特に難しいプレシーズンを過ごしたが、そこに現れたのはラ・マシアの若手だった」
「改善すべき点があることは明白だが、多くの野心と熱意を持っていることはわかった。とても白熱試合になった」
「(若手が多いことについて)私は気にしない。彼らは素晴らしく、才能がなければ彼らを入れることはない。それが最も重要なことだ」
【動画】フリック監督の初陣はバルサが逆転勝利!