マジョルカのハゴバ・アラサテ監督が、レアル・マドリーとの開幕戦ドローを振り返った。
18日、ラ・リーガ開幕節でマジョルカはホームにマドリーを迎えた。王者を迎えての開幕戦。今季から加入した日本代表FW浅野拓磨も先発に名を連ねた中、13分にロドリゴ・ゴエスにゴールを決められ失点する。
早々とリードを奪われたが、浅野も果敢にプレーしマドリーの守備陣を翻弄。すると0-1で迎えた53分にはヴェダト・ムリキが同点ゴールを記録。浅野もチャンスメイクをした中、72分で交代。チームは1-1の引き分けに終わったが、貴重な勝ち点1を獲得した。
試合後、アラサテ監督はマドリー戦を振り返り、浅野、そしてエスパニョールから加入したMFセルジ・ダルデルを称えた。
「彼らは素晴らしい試合をしたと思うし、イレブンに新たに加わった選手の1人である浅野拓磨もそうだった。今日は新加入の2人がとても良かったと思う」
また、同点ゴールを記録したムリキについても言及。良い状態を保っているとした。
「このムリキは全員が望んでいるものだった。ボールを持っていないときに我々を助けてくれ、空気を与えてくれ、なんとも素晴らしかった。セットプレーからゴールを決めることもできる」
「結局のところ、ムリキのようなゴールを決めることはとても難しい。セットプレーから決めた1点はまさにそうだ。我々が望んでいることであり、プレシーズンでは彼をよく見ていた」
マドリー相手に引き分けスタートとなった新シーズン。アラサテ監督は、ポジティブな印象があるとし、チームが見せたパフォーマンスが良かったとした。
「ポジティブな評価だ。素晴らしい試合をしたし、努力もしたし、ファンの助けもあった。価値のある勝ち点だと思う。試合の終了間際でもに彼らがとても集中していたことは事実であり、いくつかのトランジションや退場も生んだ。とても嬉しいことだ」
【動画】浅野拓磨のスピードがレアル守備陣を翻弄!