モナコの日本代表MF南野拓実がリーグ開幕戦からサポーターの心を掴んだ。クラブ公式サイトが伝えた。
モナコで3シーズン目を迎えている南野は17日、リーグ・アン第1節のサンテチェンヌ戦で右MFとして先発。21分にはスイス代表FWブリール・エンボロのヒールパスに反応してネットを揺らすが、オフサイドの判定でゴールは認められなかった。
このゴールは幻に終わったが、28分には正真正銘の先制点。ロングボールからゴール前に抜け出すと、GKの頭上を越すループシュート。オフサイドフラッグが挙がったが、判定が覆り得点が認められた。
後半にも決定機を迎えた南野だが、追加点はなく試合終了。日本代表MFの活躍もあり、モナコが2024-25シーズンのリーグ初戦を1-0の逃げ切り勝ちとした。
チームに勝ち点「3」をもたらした南野は、ファンがクラブ公式アプリから選ぶマン・オブ・ザ・マッチに選出。82%の得票率を得ている。
開幕前に行われたバルセロナとのジョアン・ガンペール杯でもアシストを記録していた南野。昨シーズンはリーグ・アンで30試合9ゴール6アシストの成績を残し、ファンの選ぶ年間MVPにも輝いたが、さらなる活躍も期待できそうだ。
【動画】モナコに開幕白星もたらした南野拓実のループ弾!