プレミアリーグへと舞い戻り、開幕戦でいきなり存在感を見せつけたレスター・シティの元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディ。37歳のストライカーは、ゴール以外でも存在感を示した。
2015-16シーズンの奇跡のプレミアリーグ優勝の立役者でもあるヴァーディ。イングランド代表としてもプレーしたストライカーは、37歳となった。
2023-24シーズンはチャンピオンシップ(イングランド2部)を戦い、チームは見事に優勝。再びプレミアリーグの舞台に舞い戻ったが、ケガの影響もありプレシーズンの大半の試合を欠場し、トレーニングも4回しか参加しなかったとされるヴァーディ。開幕戦でプレーすることはないと誰しもが思っていた。
しかし、開幕戦に向けてストライカーが足りない緊急事態に。すると、ヴァーディはスティーブ・クーパー監督に自身がプレーできる旨を伝えると、クーパー監督はベテランを先発起用。トッテナム戦に臨んだ。
試合は0-1とリードを許す展開となったが、ハーフタイムでしっかりと修正。すると、57分にヴァーディは右サイドからのクロスをヘディングで押し込み、同点ゴール。プレミア通算138ゴール目を記録した。
しっかりと期待に応え、ゴールという仕事を成し遂げたヴァーディは、78分に交代。すると、ピッチを去る際にトッテナムのサポーターを痛烈に煽ることとなった。
ヴァーディはアウェイスタンドに向かって自身の右袖にあるプレミアリーグのエンブレムを指差すと、人差し指を立てて「1」とジェスチャー。すると、トッテナムサポーターを指差し今度は「0」のサインを送り、そのままピッチを後にした。
これは、2015-16シーズンにプレミアリーグをレスターは優勝しているが、ビッグ6と呼ばれるトッテナムは1度も優勝したことがないということを揶揄したもの。その瞬間をレスターの公式SNSも投稿した。
ファンは「さすがレジェンドだ」、「ヴァーディさすがだ」、「最高だぞ」、「愛してやまない」、「もっとやれ」と、コメントを寄せている。
結局ヴァーディのゴールで追いついたレスターは1-1のドロー。トッテナムはまだ1試合とはいえ勝利を手にすることができず。マンチェスター・シティ、アーセナル、リバプール、マンチェスター・ユナイテッドらが白星発進となった中、今シーズンもヴァーディの煽り通りになってしまうかもしれない。
【動画】クラブ公式も賛同!ヴァーディがトッテナムファンを痛烈に煽る!