イングランド代表FWハリー・ケインが代表キャリアの節目だ。
イングランドは10日のUEFAネーションズリーグ2024-25・リーグB・グループ2第2節でフィンランド代表とホームで対戦。ケインの2ゴールで2-0の勝利を収め、リー・カーズリー暫定体制の初陣から見事に連勝を達成した。
さすがの活躍を披露したケインは2015年のデビューから節目の通算100キャップ目。100キャップ到達はウェイン・ルーニー氏以来で、史上10人目となる。
歴代最多得点記録を伸ばし続けるなか、また1つ箔をつけた31歳ストライカーも感慨深く振り返る。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。
「完璧な夜になったね。100試合目ということで、できるだけ思い出に残る夜にしたかったんだ。そのなかで、2ゴールを決めてチームの勝利に貢献できたから、ほぼパーフェクトさ」
76分までに2ゴールという流れとあって、ハットトリックの期待もかかったが、80分にお役御免。「ハットトリックを狙っていけるだけのシュートは放った。リーからはこれからもたくさんの試合があるという話があったし、恨みなんてないよ」と述べた。
節目での2ゴールはやはり特別で、「1点目はベストゴールだ。バーの下側に決まってくれて嬉しかった。僕にとって、100キャップ目の夜に決めた2つのゴールは間違いなく僕のお気に入りとして語り継がれるだろうね」とも話す。
また、家族が見守るなかの節目に「本当に特別だ。息子は試合前、あまり乗り気じゃなかった。雨なのに外に出たくないとちょっとぐずっていたんだけど、妻がヘルプしてくれたんだ。今はまだ幼いけど、後々振り返ったときに特別な思い出になったよ」と喜んだ。
【動画】ケインが節目のゲームで自ら祝砲2発! 1ゴール目はゴール上に突き刺す豪快弾