釜山アイパークは12日、DFソン・ホヨン(25)との契約解除を発表した。
契約解除は9月11日付で行われたとのこと。クラブによれば、契約解除の理由は飲酒運転とのことだ。
韓国『聯合ニュース』によると、ソン・ホヨンは10日に飲酒運転をしたとのこと。車を運転した際に事故を起こし、警察に飲酒運転していたことが発覚。クラブにも通知されたとのことだ。
釜山アイパークは「愛するすべてのファンのために、ご迷惑をお掛けして申し訳ございません」と謝罪した。
ソン・ホヨンは、2020年に釜山に加入。Kリーグ2(韓国2部)で通算66試合5ゴールを記録。今シーズンも25試合で1ゴールを記録していた。
大学時代にはユニバーシアード韓国代表としてプレーし、準々決勝ではユニバーシアード日本代表共対戦。日本には上田綺世(フェイエノールト)や三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)、旗手怜央(セルティック)らがいた。
なお、韓国プロサッカー連盟は、飲酒運転をしたソン・ホヨンに対し、Kリーグの公式戦で60日間の活動禁止処分を下すことを決定。事件を精査し、正式な懲戒処分を与えるとのことだ。
Kリーグでは選手による飲酒運転が後を立たない。6月にはFCソウルの元U-23韓国代表DFファン・ヒョンスが1カ月近くも報告せず、最終的に契約解除。8月には大邱FCのフィットネスコーチが飲酒運転をし、クラブに報告して契約解除となっていた。
2023シーズンは選手3名が飲酒運転で摘発。2022シーズンは当時全北現代モータースに所属していた日本人MF邦本宜裕も飲酒運転し、契約解除となっていた。
【写真】飲酒運転で事故を起こし契約解除となったソン・ホヨン