13日、プリメイラ・リーガ第5節のアロウカvsスポルティングCPが行われ、0-3でスポルティングが勝利。5連勝を収めて首位をキープした。
アロウカのMF福井太智はこの試合に先発出場。日本代表活動から戻ったスポルティングのMF守田英正はベンチ入りすると、78分から途中出場。日本人対決が実現した。
開幕5試合ともに出場した福井。アロウカが立ち上がりは押し込んだが、先にネットを揺らしたのはスポルティング。右サイドから崩すと、ニアゾーンでパスを受けたフランシスコ・トリンコンがクロスを入れると、ペドロ・ゴンサウヴェスが頭で合わせてスポルティングが先制する。
先制したスポルティングだったが、攻勢を強めていくもゴールが遠い。主導権を握りながらも、0-1のまま時間が推移。相手GKの好セーブもあり、1点リードで後半に進むと、立ち上がりはアロウカが攻め込む展開となる。
それでも再びスポルティングペースに変わるがゴールは遠く、61分にはネットが揺れるも、その前のプレーがオフサイドだったとしてゴールは取り消しに。67分にはスポルティングのCK時に福井がハンド。オンフィールド・レビューの結果、スポルティングにPKが与えられると、ヴィクトル・ギョケレシュが豪快に決めてリードを2点に広げる。
0-2となった中で守田も登場。すると80分、守田のパスカットから攻撃がスタート。最後はトリンコンが個人技を見せつけて3点目を奪い、0-3でスポルティングが勝利。開幕5連勝を飾った。
アロウカ 0-3 スポルティングCP
【スポルティング】
ペドロ・ゴンサウヴェス(前24)
ヴィクトル・ギョケレシュ(後28)
フランシスコ・トリンコン(後35)
【動画】福井太智が痛恨ハンドでPK献上、守田英正はパスカットで3点目の起点に