リーグ・アン第4節、オセールvsモナコが14日にスタッド・ドゥ・ラベ・デシャンで行われ、アウェイのモナコが0-3で快勝した。なお、オセールのFWオナイウ阿道は71分から途中出場。

リーグ・アン第4節、オセールvsモナコが14日にスタッド・ドゥ・ラベ・デシャンで行われ、アウェイのモナコが0-3で快勝した。なお、オセールのFWオナイウ阿道は71分から途中出場。モナコのFW南野拓実は64分から途中出場した。

2試合連続退場者の影響で連敗のオセールは連敗ストップを期する中で上位とのホームゲームに臨んだ。サスペンション明けのオナイウはベンチスタートとなった。

一方、連勝対決となったRCランス戦を1-1のドローで終えたモナコは週明けにチャンピオンズリーグのバルセロナ戦を控える中、2戦ぶりの白星を狙った。日本代表帰りの南野は長距離移動やCLを考慮され、今季初のベンチスタートとなった。

試合は地力で勝るモナコが優勢に進めていく。序盤の8分には左CKの場面でカマラの正確な右足インスウィングのボールをニアに飛び込んだケーラーがうまくヘディングでコースを変えて流し込んだ。

さらに、ホームチームの反撃を冷静に受け止めると、25分にはザカリアの技ありの浮き球パスをボックス右で収めたヴァンデウソンが利き足とは逆の左足シュートを突き刺し、効率よく2点目を挙げた。

2点リードで試合を折り返したモナコは後半も危なげなくゲームをコントロール。ゴロビンやアクリウシュを起点に再三の決定機を作り出すが、エンボロらアタッカー陣が仕留め切れない。

ヒュッター監督は64分に3枚替えを敢行。前線を入れ替えると、南野は[4-4-2]の左サイドハーフに入った。一方、2点を追うオセールは71分にこちらも3枚替えを敢行し、オナイウが投入。ピッチ上での日本人対決が実現した。

その中で南野はバログンと左サイドで良好な関係性を見せると、ポケットを取って際どいクロスからチャンスに絡む。一方のオナイウは前線でボールを引き出しながらポストワークで味方にチャンスを供給。

その後、89分にはモナコが再び左CKからケーラーのヘディングシュートのこぼれ球をザカリアが冷静にタップイン。試合を決める3点目を挙げた。

試合終了間際には味方とのパス交換でオナイウがボックス内に抜け出す見せ場を作ったが、ここはDFケーラーの好対応に阻まれた。

そして、試合はこのままタイムアップを迎え、敵地で快勝のモナコが2戦ぶり白星。敗れたオセールは厳しい3連敗となった。

オセール 0-3 モナコ
【モナコ】
ティロ・ケーラー(前8)
ヴァンデウソン(前25)
デニス・ザカリア(後44)

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