19日、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)のリーグE第1節のサンフレッチェ広島vsカヤFC―イロイロ(フィリピン)が広島サッカースタジアムで行われ、ホームの広島が3-0で勝利した。
2024-25シーズンから新設され、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)に次ぐカテゴリーのACL2。
19日、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)のリーグE第1節のサンフレッチェ広島vsカヤFC―イロイロ(フィリピン)が広島サッカースタジアムで行われ、ホームの広島が3-0で勝利した。
2024-25シーズンから新設され、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)に次ぐカテゴリーのACL2。昨シーズンのJ1リーグを3位で終えた広島はグループEに入り、初戦で星出悠監督率いる2シーズン連続のフィリピン王者をホームに迎えた。
今シーズンは、なかなかメンバーを変えてこなかったミヒャエル・スキッベ監督だが、直近の鹿島アントラーズ戦からメンバーを総入れ替え。ドウグラス・ヴィエイラを最前線に、3バックは越道草太、松本大弥、イヨハ理ヘンリーが構成。青山敏弘や柏好文といったベテランに加え、中島洋太朗や井上愛簾の若手も先発した。
堀越大蔵、山崎海秀、斎藤彰人と日本人が3人先発のカヤに対し、序盤から攻勢の広島。中島の浮き球のパスから井上がシュートを放つと、続いて中島のラストパスから柏も右足で狙う。
時折カウンターを受けつつ、その後も押し込むホームチーム。しかしカヤも34分、左サイドに抜け出した堀越が鋭いフェイントから枠内シュートを放つ。
広島がこじ開けたのは37分。積極的な攻撃参加を見せるイヨハの左サイド突破からボックス内で混戦を生むと、満田誠の折り返しにドウグラス・ヴィエイラが滑り込んで合わせた。
攻めあぐねながらもなんとか1点リードで折り返した広島。後半からゴンサロ・パシエンシア、中野就斗を投入する。
追いかけるカヤもギアを上げての入りとなったなか、広島はパシエンシアがゴール前で存在感を発揮。対抗するアウェイチームは駒木秀人もピッチに送り出す。
しかし、再びスコアを動かしたのはやはり広島。54分、ショートカウンターから満田が持ち上がり、ボックス左で受けたパシエンシアが強烈な一発をファーサイドネットに突き刺した。
その後は柏の左クロスから逆サイドの越道が飛び込むチャンスもあったが、ヘディングシュートはわずかに右。それでも64分、CKが跳ね返されて左サイドでスローインを得ると、素早いリスタートから満田がクロス。イヨハが頭で合わせ、3点目を手にした。
3アシストの満田はその2分後にお役御免。トルガイ・アルスランがピッチに立つと、そのトルガイのスルーパスからパシエンシアがループでネットを揺らしたが、オフサイドで得点は認められない。
その後も複数チャンスを作ったが、4点目は生まれず試合終了。ECL2で好発進を切った広島は、10月3日に行われる第2節で、東方足球隊足球隊(香港)とのアウェイゲームに臨む。
サンフレッチェ広島 3-0 カヤFC―イロイロ
【広島】
ドウグラス・ヴィエイラ(前37)
ゴンサロ・パシエンシア(後9)
イヨハ理ヘンリー(後19)
【動画】満田のラストパスからパシエンシアの強烈な一撃!