セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が、日本代表FW前田大然を絶賛した。『フットボール・スコットランド』が伝えた。
今シーズンのセルティックはスコティッシュ・プレミアシップで開幕5連勝。スコティッシュ・リーグカップでも2回戦で勝利し、6戦全勝だったなか、18日にはUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)を戦い、スロバン・ブラチスラバに勝利。公式戦7連勝を収めた。
前田はリーグ戦の開幕戦こそメンバー外となったが、残りの6試合に出場し4ゴール2アシスト。CLでもゴールを奪い、5-1の勝利に貢献していた。
好調を維持する前田。ウインガーとしてゴールに絡むプレーも多く見せているが、ロジャーズ監督は攻撃以外のプレーを絶賛。前田の特徴の1つでもあるプレッシングは、世界最高であると称えた。
「この状況で、世界のサッカー界で前田大然より優れた選手がいるとは思えない。試合の映像を見たが、これは試合終盤の映像で、ある角度から見ると、彼はボールが横に来ると思って、相手の右サイドバックを追いながら左サイドバックの位置にリカバリーランしている」
「しかし、ボールはセンターハーフに渡り、彼はプレッシャーをかけ、弾き飛ばして、ボールを奪い去った」
「だから、あのレベルは…たとえそれができたとしても、ほとんどの選手にはない意志と願望がある。彼は簡単にプレスをやめることができたし、そうする必要もなかった」
「ただ、彼は行って、そこに(プレスが)届いていないことに気づき、実際にそこに到達すべき選手よりも先にセンターハーフに到達した。信じられない、信じられないようなプレスだ。しかし、それが彼のメンタリティだ」
前線から相手のボールホルダーにプレッシャーをかけるのは前田の特徴。日本代表でも何度もそのシーンを見てきたが、これまで多くの選手を指導してきたロジャーズ監督にとっても、驚きを与えるものとなったようだ。
【動画】プレスも評価される前田大然のCLでのゴール!