バルセロナのハンジ・フリック監督が喜びと悲しみを語った。スペイン『アス』が伝えた。
ラ・リーガで開幕5連勝のなか、チャンピオンズリーグ(CL)ではモナコに敗れたバルセロナ。22日の第6節では気持ちを切り替えてリーグ戦6連勝を目指すべく、ビジャレアルとのアウェイゲームに臨んだ。
序盤のピンチはオフサイドに救われると、20分にはポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキのワンタッチシュートで先制。35分にはCKの流れからレヴァンドフスキが追加点を奪う。
1点を返されて後半を迎えると、58分には今シーズン初先発のU-21スペイン代表MFパブロ・トーレがラ・リーガ初得点。その後のPKを外したレヴァンドフスキはハットトリックを逃したものの、ブラジル代表FWハフィーニャがさらに2点を追加し、5-1の大勝を収めた。
クラブにとって2017-18シーズン以来となる開幕6連勝を飾ったフリック監督。大差ながら後半もオフサイドで失点を免れる場面があった試合を振り返り、チームの戦いぶりを誇った。
「ビジャレアルに1-5で勝った。両チームにとって素晴らしい試合だった。非常に魅力的で、一進一退の攻防だったと思う。チームはとてもよくやったし、祝福したい。ビジャレアルには明確なチャンスがあった」
「相手にプレッシャーをかけるのが我々のスタイルだ。コンパクトでなければならない。とてもうまくやっているし、リスクもあるが、これまでのところリーグで成功を収めている」
「チームが逆境を乗り越えたことを誇りに思う。ビジャレアルは決して諦めないチームだが、我々はさらなるゴールを求め続けた。そして、試合が続く90分間、あるいは94分間、ボールのあるところにプレスをかけ続けるのが私の望むことだ」
また、前半終了間際に担架で運ばれて負傷交代となったドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンにも言及。最悪の場合、全治7〜8カ月の離脱という報道もあるなか、指揮官も悲痛のコメントを残している。
「待つしかない。様子を見よう。おそらく重傷だろう。彼はそれを感じていたし、誰もがそれを見て取ることができた」
「まずはマルクがどうなるかを見なければならない。彼は我々のキャプテンだ。起こってしまったことをとても残念に思う」
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