相手選手に噛み付いたとされていたプレストン・ノースエンドのモンテネグロ代表FWミルティン・オスマイッチが処分を受けることとなった。
事件が起こったのは22日に行われたチャンピオンシップ第6節のブラックバーン戦。試合はゴールレスの中で迎えた87分、リバプールからレンタル移籍でブラックバーンに加入中のDFオーウェン・ベックが、FKのためボールを拾いに行こうとしたプレストンの選手を蹴り飛ばしたことで小競り合いとなった。
そんな中、プレストンのセルビア代表FWミルティン・オスマイッチが背後からベックに噛みつく姿が映されていた。
ベックは主審に対して自身が噛まれたことを主張するも、オスマイッチにはイエローカードが提示。一方で、相手を蹴ったベックは一発退場となっていた。
ゴールレスドローで終わった試合だったが、イングランドサッカー協会(FA)はこの行為を調査。すると27日、オスマイッチに対して処分を与えると発表した。
「ミルティン・オスマイッチは、9月22日に行われたプレストン・ノースエンドvsブラックバーン・ローバーズのEFLチャンピオンシップの試合後に起訴された」
「このFWは、87分ごろに相手選手に噛み付くという暴力行為を犯したとされている。ミルティン・オスマイッチは、9月30日までに回答しなければならない」
かつてリバプールに所属していた元ウルグアイ代表FWルイス・スアレス(インテル・マイアミ)は、2013年にチェルシーのブラニスラフ・イバノビッチに噛み付き、10試合の出場停止処分を受けていた。
【動画】乱闘騒ぎの中で噛みつきに行っている瞬間…