★【ELリーグフェーズ第1節まとめ】強豪が思わぬ苦戦…毎熊晟矢がフル出場で白星発進
ヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第1節が25日と26日に開催された。
2024-25シーズンからレギュレーションが変更となり、32チーム制から36チーム制に変更され、グループステージが廃止。
ヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第1節が25日と26日に開催された。
2024-25シーズンからレギュレーションが変更となり、32チーム制から36チーム制に変更され、グループステージが廃止。代わってリーグフェーズが行われ、ホームとアウェイで4試合ずつ、8チームとの対戦を行う。
その新フォーマットでの初陣となった開幕節では優勝候補や5大リーグの強豪が取りこぼすなど少なくない波乱も起こった。
優勝候補マンチェスター・ユナイテッドはホームでトゥベンテと対戦。前半にMFクリスティアン・エリクセンのゴールで先制に成功したが、なかなか追加点を奪えずに試合を折り返すと、一瞬の隙を突かれて失点。後半終盤には猛攻を仕掛けたが、最後までゴールが遠く。格下相手のホームゲームで痛い取りこぼしに。
また、直近2シーズンで常に優勝を争うローマは、アスレティック・ビルバオとホームで対戦。ユリッチ新体制での連勝に向けて前半は良い戦いをみせ、FWアルテム・ドフビクのゴールで先制に成功。しかし、後半はFWニコ・ウィリアムズの投入で攻勢を強めた相手に守勢を強いられ、後半終盤にはセットプレーから失点。こちらもホームで1-1のドローに終わった。
その他ではチャンピオンズリーグの常連であるポルトがボデ/グリムトに2-3で敗戦。大会優勝経験があるフランクフルトはビクトリア・プルゼニに後半終盤の連続失点で3-3のドロー。昨シーズンのカンファレンスリーグ王者オリンピアコスもリヨンに0-2の敗戦を喫した。
一方、優勝候補に挙がるトッテナムは前半開始早々にDFラドゥ・ドラグシンの一発退場で数的不利を背負うも、FWブレナン・ジョンソンの公式戦3試合連続ゴールなどでカラバフに3-0の快勝。ラツィオやガラタサライ、アヤックスといった名門クラブも快勝スタートを飾っている。
日本人選手ではAZのDF毎熊晟矢がエルフスボリ戦に3-2と競り勝ってフル出場でのヨーロッパデビュー戦を飾った。一方、ユニオン・サン=ジロワーズのDF町田浩樹は同じくフル出場もフェネルバフチェに1-2の敗戦。レアル・ソシエダのMF久保建英は1-1のドローに終わったニース戦でベンチ入りも出番はなかった。アンデルレヒトのFW後藤啓介はベンチ外だった。
◆リーグフェーズ第1節
▽9/25(水)
AZ 3-2 エルフスボリ
ボデ/グリムト 3-2 ポルト
ディナモ・キーウ 0-3 ラツィオ
ミッティラン 1-1 ホッフェンハイム
ガラタサライ 3-1 PAOK
マンチェスター・ユナイテッド 1-1 トゥベンテ
ニース 1-1 レアル・ソシエダ
ルドゴレツ 0-2 スラビア・プラハ
アンデルレヒト 2-1 フェレンツヴァーロシュ
▽9/26(木)
フェネルバフチェ 2-1 サン=ジロワーズ
マルメ 0-2 レンジャーズ
アヤックス 4-0 ベシクタシュ
ローマ 1-1 アスレティック・ビルバオ
フランクフルト 3-3 ビクトリア・プルゼニ
FCSB 4-1 RFS
リヨン 2-0 オリンピアコス
ブラガ 2-1 マッカビ・テルアビブ
トッテナム 3-0 カラバフ
2024年9月27日(金)6:58