チェルシーのイングランド代表MFコール・パーマーに識者からも称賛が相次ぐ。イギリス『BBC』が報じた。
28日のプレミアリーグ第32節でブライトン&ホーヴ・アルビオンをホームに迎え撃ったチェルシー。先発のパーマーは21分の同点弾を皮切りに28分のPKチャンスから勝ち越しゴールを決めると、31分に完璧FKでハットトリックを達成した。
だが、その後の41分にもネットを揺らしてみせ、前半だけで4ゴールの大暴れ。パーマーの独壇場となり、敵将ファビアン・ヒュルツェラーも試合後に「このプレミアリーグにコール・パーマーのような選手はそう多くない」と特別視した。
そんな活躍ぶりはプレミアリーグ史初の前半4ゴール、チェルシー史最速となる9分48秒でのハットトリックなどと数々の記録でも彩られ、元プレミアリーグ選手たちも脱帽の様子だ。
◆セオ・ウォルコット氏
「彼には(デニス・)ベルカンプや(ロビン・)ファン・ペルシのような技術がある。言葉を失ったよ。チェルシーで独り立ちし、今や中心選手だ」
「どんなチームでも彼を外したりなんてできない。イングランドでもそうさ。とても才能に溢れ、相手は恐怖だろうね。このままいけば、プレミアリーグのレジェンドになるだろう」
◆マイカー・リチャーズ氏
「昨季、22ゴールを決めたとき、僕らはこう思った。『またできるかな?』ってね。彼の動きについてはあまり語られていないが、走るタイミングは素晴らしいものがある。彼はやることのすべて、自分のやり方で楽々とこなしているように感じるね」
「フットボーラーとしての頭脳に関して言えば、はるかにリードしている。見ていて本当に楽しいよ。彼にはすべてがある。主役になると、2人の選手にマークされるが、それでも結果を出せる」
◆ギャリー・リネカー氏
「彼を見るたびに息を呑む。ずば抜けたフットボーラーだよ。イングランドが手にした才能たちのなかでも、彼が一番かもね」
【動画】パーマー劇場!