アル・ナスルのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、自身の記録に興味がなくなったと明かした。イギリス『BBC』が伝えた。
スポルティングCP、マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリー、ユベントス、そしてアル・ナスルでプレーするC・ロナウド。数多くのタイトルに加え、バロンドールを5回受賞するなど、個人賞も総なめにし、世界最高峰の選手の1人としてアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと並んで歴史に名を残している。
第一線を退いたものの、サウジアラビアでもその得点力は衰えず。39歳になってもゴールを積み上げ、キャリア通算ゴールも904ゴールに伸ばしている。
AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)に参加しているC・ロナウドは、9月30日のアル・ラーヤン戦でゴール。2-1と勝利に貢献していた。
試合後、自身の記録にはもはや興味を持っていないとコメント。チームメイト、そしてチームのために身を捧げると語った。
「自分が最高かどうかはもう重要ではない。そんなことは、もう気にしていない」
「選手がゴールを決めることは良いことだけど、僕にとってはチームが勝つことの方が良い」
「僕は記録を破ることに慣れており、もう記録を追い求めることはない。今、僕にとって最も重要なことは、楽しむこと、そしてアル・ナスルとチームメイトの勝利に貢献することだ」
自身の904ゴール目の後は、いつもの「Siuuuu」のパフォーマンスではなく、点を指差していた。
「アル・ラーヤン戦での僕のゴールは、父が生きていたら喜んでいただろうから、特別なものであり、重要なものだった。今日は父の誕生日だったんだ」
まだまだ衰えていないC・ロナウド。アジアのサッカーを盛り上げていることは間違いないが、ACLEでJリーグ勢と戦うことはあるのか注目だ。
【動画】C・ロナウド、亡き父に捧げる904ゴール目