バルセロナのハンジ・フリック監督が勝利を喜んだ。スペイン『マルカ』が伝えた。
ラ・リーガ前節のオサスナ戦で開幕から続いていた連勝が「7」でストップしたバルセロナ。挽回を期して6日の第9節アラベス戦に臨むと、セットプレーからポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが決めて幸先良く先制。22分と32分に追加点を奪い、前半のみでハットトリックを達成すると、その後はオフサイドやポストにも救われつつ3-0の完封勝利を手にした。
ヤング・ボーイズに勝利したチャンピオンズリーグ(CL)に続き、リーグ戦でも連敗は回避したフリック監督。勝負を決めた前半に大きな満足感を示している。
「ハーフタイムまでに勝利を手中に収められたのは素晴らしいことだ。もう1つの良いニュースは、失点を0に抑えられたことだ。前半のチームの働きには本当に感謝している」
「(前節のオサスナ戦とは)前半が全く違った。相手には素晴らしいカウンターアタックがあるため、ミスをするわけにはいかないとわかっていた。我々はよくやった。素晴らしい前半だった」
また、3ゴールで勝利をもたらしたレヴァンドフスキにも言及。改めてその活躍ぶりを称賛すると同時に、エースの得点に繋げるチームの働きにも触れた。
「私はミュンヘンにいた頃から彼のことを知っている。信じがたい存在だ。ゴール前やボックス内で最高の選手だ。彼がやっていることは素晴らしい。いつでも得点する準備ができている。3ポイントが増えたから嬉しい。レヴィに関してもだ。だが、みんなが彼をサポートしたことを強調したいと思う」
さらに、今シーズン初のベンチスタートとなったフランス代表DFジュール・クンデに関しては、「休みが必要だった」とコメント。前半開始早々に負傷交代したスペイン代表FWフェラン・トーレスの状態については、「まだわからないが筋肉系のケガだ。明日にはより詳しくわかるだろう」と述べている。
【動画】レヴァンドフスキが得点力発揮! アラベスvsバルセロナ ハイライト