日本代表MF鎌田大地(クリスタル・パレス)が、サウジアラビア代表戦の勝利を喜んだ。
10日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第3節で日本はアウェイでサウジアラビアと対戦。0-2で勝利を収め、3試合連続クリーンシートの3連勝スタートを切った。
9月に中国代表とバーレーン代表相手に圧勝で連勝を収めていた日本。10月はサウジアラビア、そしてオーストラリア代表とグループ内のライバルとの連戦が組まれている。
アウェイでのサウジアラビア戦ではこれまで勝利がなく、ゴールすらあげていなかった日本だったが、14分に左右に大きく振ったところ、最後は鎌田が押し込み日本が先制。アウェイで初めてゴールを奪うこととなった。
その後サウジアラビアに押し込まれる展開となるも、しっかりと守った日本。後半も攻め立てるなか、81分にはCKから小川航基がヘディングでゴールを奪い0-2で勝利を収めた。
この試合のプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選ばれた鎌田は、試合後のフラッシュインタビューで自身のゴールを振り返った。
「上手く押し込めて、上手く右に左に振ることができました」と語り、「前の選手はゴール前に入っていけと常にチームで言われているので、入っていって良いところにいれたことが良かったかなと思います」と、良いポジション取りがゴールに繋がったとした。
これで3連勝スタート。日本代表としても初めてアウェイでサウジアラビア代表に勝利を収めた。
3年前には悔しい思いをしている鎌田だが「このスタジアムでプレーするということは凄く難しく、たくさんのファンがいて、暑くて、サウジアラビアもすごく良いチームなので、凄く難しい試合になると思っていました」と印象を語り、「前回の経験もあるし、それを上手く使えて、無失点で勝利できたことはよかったです」と、しっかりとカタールW杯予選の反省を活かせたとした。
次はホームでオーストラリア戦。ここに勝利すれば、8大会連続8度目のW杯出場が大きく近づくこととなる。
鎌田は「次はホームでたくさんのファンの方の前でプレーできるので、チームとしては勝たなければいけない試合ですし、次勝つことでW杯が自分たちにとって近いものになるので、みんなで切磋琢磨してやっていきたいです」と、気を引き締めて臨むとした。
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