サウジアラビア代表指揮官が振り返った。サウジアラビアメディア『Al-Sharq Al-Awsat』が報じる。
10日の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で日本代表をホームに迎え撃ったサウジアラビア。ここまで1勝1分け無敗ときて日本撃破を狙ったが、0-2で敗れ、初黒星を喫した。
勝ち点4で同数のオーストラリア代表に得失点差で抜かれ、3位に後退したロベルト・マンチーニ監督は試合後の会見で自チームをこう総括する。
「日本は強いチームで、アジア最高のチームの1つを相手に良い試合をした」
また、「70分以降、フィジカル面が落ちたね。カウンターに出ようとしたが、彼らにやられてしまった。確かに、終盤は集中力も欠いたかもしれない」と述べ、今後を続けた。
「あまりチャンスを作れなかったが、作らないといけなかった。日本がグループ首位の本命なのはわかりきったことだし、2位の座を巡ってオーストラリアと争うことになる」
そして、「我々は過去に生きているわけじゃない」とし、サウジアラビアリーグで出場機会を減らす選手の多さに対処しながらのマネジメントを強調している。
「大事なのは順位に関係なく、出場権を掴むこと。3年前は状況が違った。選手がおそらくもっとプレーしたり、若かった。現状に応じて、今のこの瞬間に対処しているんだ」
サウジアラビアは次戦、15日にバーレーン代表とのホーム戦に臨む。
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