フランス代表のディディエ・デシャン監督が勝利を喜んだ。フランス『レキップ』が伝えた。
UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25ではリーグAのグループ2に属し、9月に行われた2試合は1勝1敗で終えたフランス。10日の第3節ではイスラエル代表とのアウェイゲームに臨んだ。
FWキリアン・ムバッペが負傷により不在のなか、 MFエドゥアルド・カマヴィンガのシュートがゴールラインを割って7分に先制。一度追いつかれるも、FWクリストファー・エンクンクのゴールでリードして折り返し、終盤にはMFマテオ・ゲンドゥージ、FWブラッドリー・バルコラが決めて4-1の大勝を収めた。
ベルギー代表戦に続く白星を手にしたデシャン監督は試合後にコメント。格下相手にきっちり勝利したことを誇った。
「ポジティブだ。 4ゴールも奪ったのは久しぶりだ。イスラエルは唯一のチャンスをものにしてゴールを奪った。ハーフタイムには技術的なミスを悔やんだが、我々は真剣だったし、真摯に取り組んだ。相手に得るものがあり、我々には失うものしかない類の試合だ」
「(イスラエルは弱かったか?)勝てば相手が弱い、負ければ価値がないということになる。勝利の功績を奪ってはならない。イスラエルにベルギーと同じクオリティがあると言うつもりはないが、だからといって我々の勝利が損なわれるわけではない」
また、少ない観客のなかでの戦いにも言及。イレギュラーな状況にも対応した選手たちを称賛している。
「集中力やコミットメントを低下させてはいけないと伝えたが、選手たちはその状況に慣れていない。だが、このグループは多大な熱意や集中力に溢れている」
【動画】カマヴィンガやエンクンクが得点! イスラエルvsフランス ハイライト