★「気負うのも良くない」堂安律は遠藤航の不在も大きく気にせず、唯一の予選全試合出場中に「得点力が上がっているのがあるかも」

日本代表のMF堂安律(フライブルク)が、オーストラリア代表戦へ意気込んだ。

14日、オーストラリア代表との2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に向けて準備を進める日本代表。

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日本代表のMF堂安律(フライブルク)が、オーストラリア代表戦へ意気込んだ。

14日、オーストラリア代表との2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に向けて準備を進める日本代表。試合会場である埼玉スタジアム2002でのトレーニングは、冒頭15分間がメディアに公開された。

試合前日の公式練習だったが、キャプテンのMF遠藤航(リバプール)が体調不良のために欠席。試合起用も難しいと考えられ、チームとしては大きな痛手となる。

トレーニング後、メディア取材に対応した堂安。遠藤の不在については「痛い」としながらも、気にしてはいないとした。

「キャプテンとして痛い選手であることは間違いないので、どうなるか分からないのでなんとも言えないですけど、森保さんがいつも言っているように、どんな選手でも戦力を落とさずにやっていけるので、痛いのは間違い無いですけど、大きくは気にしていないです」

キャプテン不在でも他の選手がなんとかできるという今の日本代表の強み。リーダーシップについては「航くんはピッチで見せるタイプの人なので、僕たちがいないからといって気負うのも良くないと思います」とコメント。「変わらずにチームが勝つために、日本が勝つためにやっていきたいと思います」と、普段通りを心掛ける方が良いようだ。

遠藤は右のボランチでプレーしており、右ウイングバックでプレーする堂安はプレーにも影響が出るはずだ。「彼のおかげで前に出て行けていた部分はありました。守備範囲も広いので。そこは少し変化はあると思いますけど、サウジアラビア戦の後半は、相手に回させながら自分たちがその瞬間を窺いながらできていたと思いますし、影響がないとは言わないですけど、選手は気にしていないですね」と、大きな問題になるわけではないとした。

堂安は2次予選から全試合に出場中。これは日本代表で唯一の記録でもある。秘訣を聞かれた堂安は「体が強いということですね。両親に感謝です(笑)」と冗談を交えつつも、「監督がやりたいことと、監督が求めていることを雰囲気で感じながら選手に伝えて、ピッチに落とし込んでいて、色々な雰囲気を感じてやっているので、そこが要因かわからないです」と要求に応えることを意識しているだけだとした。

サウジアラビア戦では、ウイングバックで出場し、その後はシャドーでプレーした。信頼を置かれている状況でもあるが、「所属チームで点が取れていることもありますし、得点力が前より上がっているのもあるかもしれないです」と語り、「守備に関してはベースなので、評価されるのは嬉しいですけど、攻撃の選手として数字が出ていることがアピールできているので前に残してもらえているかなと思います」と、クラブでもゴールを重ねていることも影響しているのではないかと予想した。

難敵であるオーストラリアとの対戦。トニー・ポポヴィッチ監督になり2試合目のため情報は少ないが、[3-4-2-1]のミラーゲームになる可能性が高い。

印象について堂安は「大きくシステムが変わっているなと。困ったらロングボールに逃げ道があることも嫌です。ミラーゲームでは、前に奪いに行くとカウンターを狙われることもあるかもしれません」とコメント。「回させた方が彼らはあまり上手くないと思いますし、ロングボールを蹴られる方が僕らは嫌かもしれないです。アジアカップではイラン、イラクで学んだので、1つ見せられる場面もあるかなと思います」と、ロングボールを警戒しつつ、しっかりと相手の出方を見てあわせたいと語った。









2024年10月14日(月)23:12

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