★翼を授かった大宮がJ3優勝も決定! 昇格PO圏の直接対決はFC大阪が制す 長野は数的優位で89分先制もまさかの…【明治安田J3第33節】

19日の明治安田J3リーグ第33節では、大宮アルディージャがJ2リーグ復帰に続いてJ3の優勝を決めた一方、ほか2試合も行われた。

◆大宮 1-1 今治

すでにJ2リーグ復帰が確定していた首位・大宮アルディージャは、2位・FC今治とホームで対戦。

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19日の明治安田J3リーグ第33節では、大宮アルディージャがJ2リーグ復帰に続いてJ3の優勝を決めた一方、ほか2試合も行われた。

◆大宮 1-1 今治

すでにJ2リーグ復帰が確定していた首位・大宮アルディージャは、2位・FC今治とホームで対戦。今節含め、残り6試合で勝ち点「16」差という状況…引き分け以上で栄冠も決まる。

そんななか、31分に今治が山田貴文のゴールで先制点。それでも大宮は後半、途中出場した関口凱心が74分に値千金の同点弾。ボックス左を切れ込んだ泉のラストパスを冷静に右足シュートで流し込んで、1-1とした。

大宮はこのまま試合をシャットアウトし、1年でのJ2リーグ復帰に続いて、J3リーグ優勝も確定。レッドブル新体制で翼を授かり、いよいよクラブの新時代が幕を開ける。

◆FC大阪 3-2 北九州

一方、J2昇格プレーオフ(PO)圏内で逞しく奮闘するFC大阪とギラヴァンツ北九州による、同勝ち点どうしの「4位vs5位」直接対決。

前半ラスト、45+5分にFC大阪が古川大悟のヘディング弾で先制し、後半頭の49分に北九州が藤原健介の直接FK弾で同点に。続けて53分、北九州は永井龍が逆転ゴールも叩き込む。

しかし、ホームでこの対決を落とすことなど到底できぬFC大阪が猛追。

86分、先制点の古川に代わって途中出場した望月想空が起死回生の同点弾。さらに後半アディショナルタイム3分、やはり途中出場の島田拓海がFKから相手のクリアミスに反応し、歓喜の逆転左足ボレーを押し込んだ。

FC大阪が北九州に3-2と逆転勝利。PO圏内で4位をキープし、北九州との勝ち点差を「3」まで広げることに成功した。

◆長野 1-1 琉球

残留争いの渦中にいる17位AC長野パルセイロは、ホームで10位FC琉球に勝ち切れず。

後半頭から数的優位となった長野はとうとう89分、負傷によりGKが交代した直後の琉球から、忽那喬司が右足ミドルで先制点。これが勝ち点3をもたらす劇的決勝点となるはずだった。

ところが90+3分、琉球はGKパク・ソンスのロングボールを前線がしっかり収めることができ、ゴール前へクロスが。長野は琉球選手と競り合った黒石貴哉のクリアが自軍ゴールへ。オウンゴールとなってしまった。

これにより、試合終盤にスコアが動いたゲームは1-1ドロー決着となった。

◆第33節
▽10月19日(土)
大宮アルディージャ 1-1 FC今治
FC大阪 3-2 ギラヴァンツ北九州
AC長野パルセイロ 1-1 FC琉球

▽10月20日(日)
[13:00]
ヴァンラーレ八戸 vs 奈良クラブ
いわてグルージャ盛岡 vs FC岐阜
ツエーゲン金沢 vs アスルクラロ沼津
[14:00]
SC相模原 vs Y.S.C.C.横浜
松本山雅FC vs ガイナーレ鳥取
カターレ富山 vs 福島ユナイテッドFC
カマタマーレ讃岐 vs テゲバジャーロ宮崎

2024年10月19日(土)17:14

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