パウメイラスのブラジル代表FWエステヴァン・ウィリアンが、アル・ヒラルの同胞FWネイマールの記録を塗り替えた。
国際移籍が可能な18歳の誕生日を迎えた後、2025-26シーズンからのチェルシー加入が決まっているエステヴァン。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシと元ブラジル代表FWロナウジーニョ氏の名前を合わせた“メッシーニョ“の愛称でも知られる左利き右ウインガーだ。
9月にはブラジル代表デビューも飾った17歳。チームはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAで優勝を争うなか、20日に行われた第30節のジュベントゥージ戦では1ゴール1アシストの活躍を見せた。
最初の見せ場は35分。ゴール前で浮き球のパスを収め、左足で先制点を奪う。
追いつかれた後の43分には、右サイドをドリブルで持ち上がり、中央のブラジル代表MFハファエル・ヴェイガへラストパス。ヴェイガが左足でシュートを決め、エステヴァンにアシストがついた。
チームを再びの勝ち越しへ導くと、87分までプレーし、5-3の勝利に貢献。今シーズンのリーグ戦成績は24試合10ゴール8アシストとなった。
著名ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、17歳のシーズンでゴール関与数「18」に到達したのはリーグ史上初。17歳時のネイマールがサントスで記録したゴール関与数「16」(10ゴール6アシスト/2009シーズン)を上回っている。
首位ボタフォゴを勝ち点差「1」で追っている2位パウメイラス。リーグ戦は残り8試合だが、エステヴァンにはさらなるゴール関与と、優勝で締めくくってのチェルシー行きが期待される。
【動画】エステヴァンが1ゴール1アシスト!