ジローナのミチェル監督がチャンピオンズリーグ(CL)での歴史的勝利を喜んだ。スペイン『アス』が伝えた。
ケガ人の多発もあり、苦戦が続くなか、22日にはチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第3節でスロバン・ブラチスラヴァをホームに迎えたジローナ。この試合ではスペイン人MFイバン・マルティン、元オランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベークが負傷交代したが、スペイン代表DFミゲル・グティエレスとスペイン人DFフアンペの直接FKによる2ゴールで完封勝利を掴んだ。
パリ・サンジェルマン(PSG)、フェイエノールトに惜敗していたジローナは、これがクラブ史上初となるCLでの白星。ミチェル監督は手放しに選手たちの奮闘を称えた。
「負傷者に関してはかなり問題のある状況だが、選手たちの戦いぶりをとても誇りに思う。我々はいつものように自分たちのサッカーをプレーし、主役になろうとした。簡単ではなかった。CL初勝利、歴史的な日だ」
「CLの試合は楽しまなければならないし、たとえ負傷者が出たとしてもそれだけの価値がある。選手たちはどの試合でも命を懸けている。信じられないほどの負担を背負っている選手もいるが、全力を出し続けている」
「選手たちのことを嬉しく思う。彼らはそれに値するし、ファンもそれを認めている」
また、見事なFKを決めたフアンペもコメント。憧れの舞台でのゴールを振り返り、悦に入った。
「この試合をテレビでよく見ていたからとても嬉しい。ゴールは夢のようだった。ゴールを決めた時、それが現実なのか確認するためにスコアボードを見たけど、何回見たかわからない」
「僕のサッカー人生のすべてが頭をよぎった。キャリアの中で最も幸せな瞬間だ。プロでは一度もFKを決めたことがなかった」
【動画】フアンペの直接FKなど2発! ジローナvsスロバン・ブラチスラヴァ ハイライト