★ジエリンスキとユルドゥズがドッピエッタ、イタリア・ダービーは史上初の4-4打ち合いに【セリエA】

セリエA第9節、インテルvsユベントスのイタリア・ダービーが27日に行われ、4-4で引き分けた。

前節ローマにウノゼロ勝利とした2位インテル(勝ち点17)は、4日前に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ではヤング・ボーイズ相手にターンオーバーを敢行して、後半追加タイムのテュラム弾でウノゼロ勝利とした。

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セリエA第9節、インテルvsユベントスのイタリア・ダービーが27日に行われ、4-4で引き分けた。

前節ローマにウノゼロ勝利とした2位インテル(勝ち点17)は、4日前に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ではヤング・ボーイズ相手にターンオーバーを敢行して、後半追加タイムのテュラム弾でウノゼロ勝利とした。公式戦5連勝と好調な中、ヤング・ボーイズ戦のスタメンから5選手を変更。ラウタロとテュラムが先発に戻った。

一方、前節ラツィオ戦を10人となった相手を攻めあぐねながらも試合終盤のオウンゴール弾で勝利をもぎ取った3位ユベントス(勝ち点16)。ただ、5日前に行われたCLではシュツットガルトにホームで敗戦した。そのシュツットガルト戦のスタメンから4選手を変更。ユルドゥズやケフラン・テュラムがベンチスタートとなった。

インテルが圧力をかける入りとなった中、14分にPKを獲得。ボックス内でテュラムがダニーロに蹴られた。これをジエリンスキが決めてインテルが先制した。

ダニーロの2試合連続PK献上で追う展開となったユベントスは、20分にワンチャンスで追いつく。カバルの浮き球パスに抜け出したマッケニーの落としをヴラホビッチが押し込んだ。

さらに26分、一気にユベントスが逆転する。右サイドで仕掛けたコンセイソンが縦に突破。ボックスポケットに切れ込み、クロスをウェアが合わせた。

32分にもコンセイソンがGK強襲のシュートを浴びせたユベントスだったが、インテルが35分に追いつく。テュラムとのパス交換からムヒタリアンがボックス内へ侵入。左足でシュートを決めきった。

さらに1分後、インテルが再びPKを獲得。ボックス内でダンフリースがカルルに倒された。これを再びジエリンスキが決めてインテルが勝ち越しに成功した。

追加タイム2分、ウェアが際どいカットインシュートを浴びせたユベントスだったが、インテルが3-2とリードして前半を終えた。

迎えた後半もインテルが圧力をかける流れが続く中、50分にディマルコのシュートでGKを強襲すると、53分に4点目。CKの流れからダンフリースがシュートを決めきった。

さらに65分、ディマルコの強烈なミドルでゴールに迫ったインテルの攻勢が続くと、70分にはCKからラウタロが際どいヘディングシュートを浴びせた。

しかし71分、守勢のユベントスが1点差に詰め寄る。カウンターの流れから持ち上がったユルドゥズがボックス左に侵入してシュートを決めきった。

そして82分、ユベントスに同点弾。ボックス右のコンセイソンのクロスが流れたところを拾ったユルドゥズが左足で蹴り込んだ。

ユルドゥズのドッピエッタで追いついたユベントスが終盤にかけては持ち直した中、決着は付かず4-4でタイムアップ。イタリア・ダービー史上初の4-4打ち合いで幕を閉じている。

インテル 4-4 ユベントス
【インテル】
ピオトル・ジエリンスキ(前15)【PK】
ヘンリク・ムヒタリアン(前35)
ピオトル・ジエリンスキ(前37)【PK】
デンゼル・ダンフリース(後8)
【ユベントス】
ドゥシャン・ヴラホビッチ(前20)
ティモシー・ウェア(前26)
ケナン・ユルドゥズ(後26)
ケナン・ユルドゥズ(後37)

2024年10月28日(月)4:01

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