リバプールのアルネ・スロット監督が、アーセナルとのビッグマッチを振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
27日、プレミアリーグ第9節でリバプールはアウェイでアーセナルと対戦した。
首位に立つリバプールは、3位につけるアーセナルとの戦いで勝利したいところ。しかし、立ち上がりにブカヨ・サカにゴールを許してしまう。
それでも、ヴィルヒル・ファン・ダイクのゴールで追いつくことに成功。しかし、前半終盤に失点し1点ビハインドで後半を迎える。
後半はやや盛り返すと、81分にモハメド・サラーが貴重な同点ゴールを記録。試合は2-2-のドローに終わった。
スロット監督は上位対決となったアーセナル戦を振り返り、チャンピオンズリーグ(CL)からの回復が足らなかったとしながらも、2度のビハインドを追いつけたことを称えた。
「とても強く優秀なアーセナルを相手に2度ビハインドを背負い、その後に勝ち点1を獲得できたことは嬉しいことだ。今週はヨーロッパでアウェイゲームを戦わなければならなかったから尚更だ」
「回復と準備が1日足らなかったが、ファンが大声で応援する中、2度のビハインドを背負い、後半に力強く巻き返した。ハーフタイムでは2-1、1点ビハインドになったことは当然だと思う」
「後半、試合で巻き返すだけのエネルギーと強さを見せられたことは嬉しいことだ。また、交代した選手たちが本当に良くやってくれた。今日は体力的にも本当に強いものを見せた」
今シーズン初の引き分けとなったリバプール。首位はマンチェスター・シティに明け渡したが、3位のアーセナルに負けなかったことは大きい。しかし、スロット監督は順位について話す時期ではないとし、しっかりとアウェイゲームで勝ち点を獲得できたことが全てだとした。
「みなさんがタイトル候補やリーグでの順位について話すのが好きなのは知っている。それも仕事の一部だ」
「ただ、私が注目するのは、「今回のような難しいアウェイゲームで結果を出せるか」ということだけだ。そして、我々がやったことには非常に満足している」
「シーズンはまだ9、10試合しか経っていない。しかし、アーセナルのような強いチームと彼らのスタジアムで競い合えるのは、とても嬉しいことだ。しかし、シーズンの終わりにそれが具体的に何につながるかは、まだ伝えることはできない」
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