★ヴィニシウス祝う5時間特番も中止のレアル、矛先はロドリではなくバロンドール授賞式共催のフランス・フットボール&UEFA
レアル・マドリーの怒りはフランス・フットボールと欧州サッカー連盟(UEFA)に向いているようだ。スペイン『マルカ』が報じた。
レアル・マドリーの怒りはフランス・フットボールと欧州サッカー連盟(UEFA)に向いているようだ。スペイン『マルカ』が報じた。
28日、フランスのフットボール専門誌『フランス・フットボール』が主催する2024バロンドール授賞式がパリで行われ、マンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリが初受賞。ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが受賞という報道も出ていたなか、50名規模でのパリ入りを計画していたマドリーだが、当日にキャンセルする事態となった。
他にも、クラブメディアでの5時間特番や、パリ市内での祝賀パーティー、ヴィニシウスを祝うべくマドリードのナイキストアを金で染める計画が急きょ中止に。『マルカ』はマドリーが大きな失望や怒りを抱えていると報じ、「バロンドールは我々にとって存在しない」というクラブの見解も伝えていた。
今回のバロンドール授賞式は史上初となるフランス・フットボールとUEFAの共催。ロドリの受賞こそ受け入れているというマドリーだが、今回の件で不正や欺瞞、賞に対するリスペクトの欠如を感じ、多くの利害が絡んだ上で騙されたと認識しているようだ。
フランス代表MFエドゥアルド・カマヴィンガは、バロンドールを逃したヴィニシウスに対して「兄弟よ、君は世界最高の選手だし、どんな賞もそれを否定できない。愛しているよ」とXでコメント。その文頭には「サッカー政治は ✕」とも綴られていた。
2024年10月29日(火)21:23