ハットトリックを達成したセルティックの日本代表FW前田大然が手放しで評価されている。
2日、スコティッシュ・リーグ・カップ準決勝でセルティックはアバディーンと対戦した。
この試合には前田の他、古橋亨梧、旗手怜央も先発出場を果たした中、前田が圧巻のパフォーマンスを披露する。
1-0で迎えた32分には、自陣で相手のパスを前田がカット。そのままスピードに乗ってカウンターを仕掛けると、ボックス内でボールをキープし時間を作り、最後は横パス。古橋がネットを揺らした。
すると40分、再びセルティックがカウンター。前田はニコラス・ゲーリット・キューンのパスを受けて落ち着いゴールを記録すると、後半に爆発。49分には味方のシュートのこぼれ球を押し込み2点目を記録すると、5-0出迎えた85分には細かいパス交換で崩し切った中で、アリスター・ジョンストンのクロスを流し込みハットトリックを達成。チームも6-0で圧勝を収めた。
3トップの中央でプレーし、3ゴール1アシストと大暴れした前田。現地では手放しで賞賛されている。
◆スコットランド『67 Hail Hail』/ 10点(10点満点)
「勝利にとって非常に重要だった。マン・オブ・ザ・マッチはハットトリックを達成し、またコンスタントに走り続けることで、守備面でもチームが楽に試合を終えられるようにした」
◆イギリス『The Herald』/ 9点(10点満点)
「ピッチ上でのエネルギーと、たゆまぬ努力で知られるハットトリックのヒーローは、セルティックの2点目(古橋亨梧のゴール)を決めるカウンター攻撃で持ち味のベストを披露した」
「セルティックの3点目を難なく決め、4点目と6点目を決める絶妙なポジショニングも見せた」
【動画】前田大然のスピードを生かしたアシスト&見事なゴール