レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英がスペイン東部での洪水被害に思いを馳せた。スペイン『ElDesmarque』が報じる。
10月末の集中豪雨で死者も確認されるスペイン東部での洪水被害。バレンシア州などを襲った今回の自然災害で死者200人以上と報じられ、今も行方不明者の捜索が続くとされる。
スペインで過去最悪レベルともいわれる水害は1日から4日にかけてのリーガ第12節にも影響し、ビジャレアルvsラージョ、バジェカーノ、バレンシアvsレアル・マドリーの中止が決まった。
3日のセビージャ戦で鮮烈ゴラッソを決め、勝利に導いた久保も『Movistar』で大災害に言及。マジョルカ時代の恩師であり、被災地出身で会見時に涙したビセンテ・モレノ現オサスナ監督を慮った。
「個人的にビセンテ・モレノのことがとても心配。彼は僕の監督で、リーガでプレーするためにすべてを与えてくれた。彼の故郷が苦しみ、会見での彼を見て、僕もとてもつらかった」
そう寄り添った23歳レフティは「日本でも数年前に同じようなことがあった」とし、被災地に思いも。プレーする難しさがあるなかのゲームだったと振り返った。
「僕自身は経験したわけじゃないけど、大変な思いをされた街の方々、バレンシアなどで命を落とした方々に心からお見舞い申し上げます」
「この試合で黙祷を捧げたとしても、やっぱり難しさがあったけど、プレーしないといけなかったし、両チームともにそのなかでできる限りのことをした」
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