★鹿児島のFW端戸仁が今季限りで退団「昇格の景色やスタジアムの一体感はいつまでも自分の心の中に」
鹿児島ユナイテッドFCは4日、FW端戸仁(34)との契約満了を発表した。
端戸は横浜F・マリノスの下部組織で育ち、2009年にトップチームへ昇格。
鹿児島ユナイテッドFCは4日、FW端戸仁(34)との契約満了を発表した。
端戸は横浜F・マリノスの下部組織で育ち、2009年にトップチームへ昇格。その後はギラヴァンツ北九州への期限付き移籍も経験し、2016年に湘南ベルマーレへ完全移籍した。
2019年には東京ヴェルディへ期限付き移籍し、2020年には完全移籍へ移行。2022年8月からは期限付き移籍で鹿児島でプレーし、2023年に完全移籍となった。
鹿児島での2年半では通算48試合に出場し9得点を記録。昨シーズンはレギュラーとしてJ3リーグ2位フィニッシュに貢献したが、昇格した今シーズンはJ2で2試合、天皇杯で1試合のプレーにとどまった。
鹿児島退団が決まった端戸はクラブを通じてコメントしている。
「今シーズン限りで退団することとなりました。2年前、登尾顕徳GMとのご縁から鹿児島に来させていただきました」
「妻や小さい子供たちと離れてまだ足を踏み入れたことのない鹿児島に来ることは少し不安がありましたが来てすぐに人の温かさやサポーターの熱に魅了されました。応援してくれるみなさんのおかげですぐに鹿児島のことが大好きになりました。また、家族が鹿児島に来た際快く受け入れてくれたスポンサーや飲食店の方々にも深く感謝します」
「自分自身今年は全くチームの力になれず、みんなとなかなか一緒に練習することさえできず、振り返ると情けない気持ちが溢れてきます。それでも昨年一緒に見た昇格の景色やスタジアムの一体感はいつまでも自分の心の中に残っています」
「今後鹿児島ユナイテッドFCがもっともっと大きくなって、将来はJ1で躍進する姿を楽しみにしています。本当にお世話になりました!」
2024年11月4日(月)17:56