イングランド代表のエースであるFWハリー・ケインが、まだまだ国を代表して戦いたいようだ。イギリス『BBC』が伝えた。
トッテナムで長らくエースとしてプレーしたケイン。しかし、キャリアを通じてタイトルに恵まれない人生を歩んでいると、2023年夏にバイエルンへと完全移籍。国外挑戦を決めた。
しかし、絶対王者のバイエルンはまさかの無敗レバークーゼンを前にタイトルを逃し、再びタイトルと縁がないキャリアとなっている。
イングランド代表としてもエースとしてプレーするケイン。31歳になった中、代表通算103試合69ゴールと紛れもないエースとして君臨している。
そのケインは、2026年の北中米ワールドカップに焦点を当てているが、最後のチャンスとは考えていないとのこと。まだまだ第一線でプレーする気満々のようだ。
「30代になるとキャリアが終わりに近づいているという認識があると思うけど、僕にとってはこれまでで最高のパフォーマンスを披露でき、これまでで最高の気分だ。だから、この瞬間を味わうことが大事だね」
「僕はあまり先のことを見るのは好きではないし、これまでのキャリアで一度もそうしたことはなかったけど、2026年のワールドカップはエキサイティングなものになるだろう」
「アメリカでは信じられないような機会になると思う。最終的には、自分がどこにいるのか、どこを改善すべきかを考えながら、勝利を目指すことが重要だ。数年後もそれは変わらないだろう」
W杯終了後も高みを目指すというケイン。そのケインは、5歳でサッカーを始めたリッジウェイ・ローバーズが銅像を製作。特別なことと喜び、子供たちに夢を与え続けたいとした。
「正直に言って、とても特別なことだ」
「僕は5歳のとき、イングランド代表としてプレーすることを夢見てこのピッチでプレーした。そして幸運にもその夢を叶えることができた」
「男の子も女の子も通りがかって、僕の旅、僕の人生、そして懸命な努力の物語に感銘を受けてくれることを願っている」
【写真】似てる?似てない?ハリー・ケインの銅像