韓国代表のホン・ミョンボ監督とエースのFWソン・フンミン(トッテナム)がパレスチナ代表戦を振り返った。アジアサッカー連盟(AFC)の公式サイトが伝えた。
19日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第6節が行われ韓国代表はアウェイでパレスチナ代表と対戦した。
グループBの首位に立つ韓国と最下位のパレスチナの対戦。試合は開始12分にバックパスのミスを突いたゼイド・クンバルにゴールを奪われる展開に。それでも、16分にダイレクトパス交換からソン・フンミンがゴールを奪いすぐに追いついたが、その後は得点が奪えず1-1のドローに終わった。
4連勝を収めていた韓国だったが連勝はストップ。それでも首位を独走している状態だ。
ホン・ミョンボ監督は「引き分けに終わって残念だ。選手たちは最後まで全力を尽くした。アウェイでの2試合で体力的にも問題があり、後半は選手たちも疲れているように見えた」と語り、疲労の影響もあったとした。
また「これは今年最後の試合であり、勝てなかったことをファンに申し訳なく思う。今日の試合を見ると、改善すべき点が見つかった。韓国に戻ったら全てを振り返り、3月に予選が再開されるときに良いパフォーマンスを発揮できるように努力する」と、3月までの期間でしっかりと改善させていきたいとした。
この試合でゴールを決めたソン・フンミンは代表通算51ゴール目。自分たちで苦しい状況を作ってしまったと振り返った。
「今日の試合は簡単ではなかった。パレスチナチームに拍手を送りたいと思う。困難な状況でも懸命に努力する彼らの姿から、僕たちは学ぶ必要があると思う」
「自分たちにとって難しい試合になったと思う。自分たちのミスで難しくなったが、すぐに同点に追いつき、良いパフォーマンスを見せられたと思う」と振り返り、自身のゴールで追い付けたことが良かったとした。
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