★C大阪在籍27年、2021年途中から指揮した小菊昭雄監督がファン・サポーターへ別れ「人に恵まれ続けた27年でした」

セレッソ大阪は9日、今シーズン限りで退任する小菊昭雄監督(49)からのメッセージを伝えた。

小菊監督はプロ経験はないものの、1998年にC大阪の下部組織にコーチとしてアルバイト採用。

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セレッソ大阪は9日、今シーズン限りで退任する小菊昭雄監督(49)からのメッセージを伝えた。

小菊監督はプロ経験はないものの、1998年にC大阪の下部組織にコーチとしてアルバイト採用。その後、正式にコーチとなると、2001年まで下部組織を指導。2002年にスカウトになると、香川真司を発掘するなどした。

2005年にトップチームのアシスタントコーチになると、2008年からコーチに就任。2014年は強化部に配属されたが、同年9月から再びコーチとなった。

2015年は再び強化部に移ったが、2016年にトップチームのヘッドコーチとなると、2021年8月に監督に就任していた。

開幕から指揮を執った2022年はJ1で5位、YBCルヴァンカップで準優勝、天皇杯でベスト8の成績を残すと、2023年はJ1で9位に。今シーズンは開幕から8節まで無敗を続けて首位に立つこともあったが、その後に6戦未勝利と停滞。一度復調したが、夏場に8戦未勝利の4連敗など勝ち点を取りこぼし、最終節もFC東京に敗れて2連敗で終了。10位でシーズンを終えていた。

すでに退任が発表されていた小菊監督はクラブを通じてファン・サポーターへメッセージを送っている。

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セレッソファミリーの皆様

今シーズンも共に戦い、どんな時も力強く支えてくださり、ありがとうございました。
リーグ優勝という目標を掲げて臨んだ今シーズンでしたが、目標を達成する事ができず、大変申し訳ございませんでした。

私は今シーズンでセレッソ大阪を離れます。
語り尽くせないほどたくさんの思い出がありますが、試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、ヨドコウ桜スタジアムに響き渡る「桜満開」。
笑顔と歓喜に満ち溢れたスタンド。最高に幸せな光景でした。

プロサッカー選手としての実績も無く、また社会人経験もなかった未熟な私を辛抱強く、また愛情深く育ててくださったセレッソファミリーの皆様、共に戦ってくれた選手・スタッフの皆様、本当にありがとうございました。
振り返ると「人に恵まれ続けた27年」でした。

皆様が愛情いっぱいに育ててくださった桜が美しく咲き誇り、来年こそリーグ優勝することを、セレッソファミリーの一員として願い、応援しています。

出会えた全ての方に感謝の想いでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
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2024年12月9日(月)9:55

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