★インターコンチネンタルカップ決勝に臨むマドリー、大会とパチューカに敬意「謙虚な姿勢を貫き、勝つために最善を」

レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、パチューカとの大一番への意気込みを語った。

FIFAクラブ・ワールドカップ(CWC)の大会方式変更を受け、2024年から国際サッカー連盟(FIFA)主催で実施されているFIFAインターコンチネンタルカップ2024。

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レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、パチューカとの大一番への意気込みを語った。

FIFAクラブ・ワールドカップ(CWC)の大会方式変更を受け、2024年から国際サッカー連盟(FIFA)主催で実施されているFIFAインターコンチネンタルカップ2024。

今大会には欧州サッカー連盟(UEFA)、南米サッカー連盟(CONMEBOL)、アジアサッカー連盟(AFC)、アフリカサッカー連盟(CAF)、北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)、オセアニアサッカー連盟(OFC)が主催する各大陸王者が参戦。

今大会で決勝からの参戦となる欧州王者のマドリーは、南米王者のボタフォゴ(ブラジル)、アフリカ王者のアル・アハリ(エジプト)を撃破した北中米カリブ海王者のパチューカ(メキシコ)と対戦が決定した。

18日にカタールのルサイル・スタジアムで行われる決勝に向けた公式会見に出席したアンチェロッティ監督は、「現時点で最も大きな感情は、この試合に出場できることへの興奮だ」と、今大会に対する敬意を示した。

「ここに来られて興奮しているよ。自分たちが素晴らしい仕事をした証拠だ。これは我々にとって、そしてボタフォゴとアル・アハリを破って素晴らしい仕事をしたパチューカにとっての贈り物だ。優勝してマドリードにトロフィーを持っていくためにベストを尽くすつもりだ」

「このクラブでこれだけの成功を収めることがいかに重要か、実感している。ここで良い仕事をできたことを光栄に思うし、これからもそうしたいと思っている。ミゲル・ムニョスや世界最高のクラブを指導する幸運に恵まれた他のコーチと比較されることは、私にとって名誉なことだ」

また、対戦相手のパチューカに対しては「ここまで来たのだから、何か特別なものがあるはずだ」と、ビッグネーム不在の相手に対する楽観的なムードに釘を刺し、リスペクトを示している。

「どの試合も、負ける可能性を秘めている。パチューカはここまで来たのだから、何か特別なものがあるはずだ。ボタフォゴ、アル・アハリを破り、CONCACAFで首位に立った。彼らはここにいるに値し、我々は彼らの実力に敬意を払う必要がある。決勝戦はいつも感情的であり、特別な気持ちだ。試合前には常にそれが懸念事項だ。試合で起こり得るすべてのことを評価して、チームが十分に準備できているか確認しなければならないあ」

また、今大会の2試合を分析結果を踏まえたパチューカの印象については「彼らのシステムはかなり明確で、ロンドンやイドリシなど、ここで(ラ・リーガで)プレーしたことがあるプレーヤーもいる。彼らには若いプレーヤーがいて、素晴らしいダイナミズムがあり、サイドバックは本当に高い位置まで攻めてくる」と語り、「面白い試合になる」と好勝負を期待した。

その指揮官と時間差で会見に出席したイングランド代表MFジュード・ベリンガムは、「また決勝戦に出場できることは大きな喜びだ。僕らにとって、またタイトルを獲得し、クラブの世界的な栄誉リストにさらに名を連ねるために非常に重要な試合だ。明日もまたタイトルを獲得できればと思っているよ」と、今大会に対するモチベーションの高さを強調。

事前の情報に関してはアンチェロッティ監督を含むコーチングスタッフから情報を得たのみというが、「彼らは僕らと同じくらいここにいる価値があり、僕らは彼らをとても尊敬している。謙虚な姿勢を貫き、試合に勝つために最善を尽くすよ」と、指揮官同様に北中米カリブ海王者への敬意を示した。

最後に、開催地の中東を含む世界中のマドリディスタに向けては「トロフィー獲得に関して約束はできないけど、このトロフィーを獲得するために全力を尽くすよ。レアル・マドリーは世界的なクラブで、僕らがラ・リーガ、チャンピオンズリーグ、あるいは他のどの大会でプレーしているかは関係ない。最も重要なのは、ファンが僕らのプレーを楽しんでくれること。明日は彼らが誇れるものを提供できることを願っているよ」と、チームとして全力を尽くすことを約束した。

2024年12月18日(水)20:30

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