★ポグバ獲得取り沙汰されるマルセイユは交渉否定も含み「ポグバのためのスペースを見つけようとする努力はできる」

ユベントス退団でフリートランスファーとなった元フランス代表MFポール・ポグバ(31)に対して、マルセイユが獲得への動きを本格化させているようだ。

年明けの3月にドーピング違反による処分が解除され、正式にキャリア再開となるポグバ。

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ユベントス退団でフリートランスファーとなった元フランス代表MFポール・ポグバ(31)に対して、マルセイユが獲得への動きを本格化させているようだ。

年明けの3月にドーピング違反による処分が解除され、正式にキャリア再開となるポグバ。

フリーで獲得な大物選手に対しては、以前から母国屈指の名門マルセイユ行きの可能性が取り沙汰される。ユベントスとレ・ブルーの同僚であるMFアドリアン・ラビオがラブコールを送ったと言われるなか、今週にはパブロ・ロンゴリア会長が獲得の可能性に言及。

「ポールとの話し合いは進行中ではなく、まだ決定も出ていない。彼が市場に出ているからといって扉を閉めるつもりはないが、ポールをめぐるニュースは山ほどあり、これらは現実というよりは憶測と夢」と、現時点で具体的なものは何もないと明言しながらも、興味自体は否定しなかった。

フランス『RMC Sport』によると、クラブ、ポグバ陣営の双方が可能性を模索しているなか、ロベルト・デ・ゼルビ監督は直近の会見の場で、ロンゴリア会長同様に同選手に対する質問に応答。その可能性について含みをもたせた。

「私のチームにはチャンピオンだけを置きたい。ポグバは常にチャンピオンだったが、正直に言うと、スタッフとの話し合いのなかでそのことについて話したことは一度もない」

「しかし、チャンピオンが来るならば、ポール・ポグバのためのスペースを見つけようとする努力はできる」

ポグバは2023年8月の試合後に、イタリア反ドーピング機関のドーピング検査で陽性に。B検体による再検査でも陽性反応が出たことから、今年2月にイタリア反ドーピング裁決機関(TNA)によって4年間の出場停止処分を受けた。

しかし、処分を不服とするポグバがスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴すると、今年10月に事態は一変。故意ではなかったとの主張が認められ、処分期間が18カ月まで大幅に短縮されることに。2025年3月に復帰が可能となったなか、ユベントスと契約解除。フリーとなった。

そのポグバに対してはメジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルスFCや、サウジアラビアのクラブが関心を寄せていたが、本人はヨーロッパのトップレベルでのプレーを希望し、全てのオファーを拒否したとされている。

2024年12月22日(日)17:40

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