インテルのシモーネ・インザーギ監督が快勝やチームのパフォーマンスを喜んだ。クラブ公式サイトが伝えた。
首位ナポリを追う2位インテルは、26日のセリエA第22節でレッチェとのアウェイゲーム。公式戦3連勝を目指した。
イタリア代表MFダビデ・フラッテージのゴールで幸先良く先制すると、39分にはアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスが強烈な左足弾で4試合連続得点。後半はオランダ代表DFデンゼル・ダンフリース、イラン代表FWメフディ・タレミのPKでさらにリードを広げ、4-0の完勝を収めた。
これでインザーギ監督はセリエA通算200勝を達成。332試合での到達は、マッシミリアーノ・アッレグリ氏の338試合を抜く史上最速記録となっている。
試合後には「セリエAで200勝を達成できたことは嬉しいが、この記録に到達する機会をくれた選手やクラブに感謝しなければならない」と指揮官。内容にも満足感を示している。
「今夜は健全なチーム相手に素晴らしいパフォーマンスやアプローチができた」
「簡単な試合にならないことはわかっていたため、最初からアグレッシブに攻撃する決意を持ってピッチに入った。レッチェはここ6試合、ホームではラツィオに負けただけだった」
「レッチェ戦はプラハ(チャンピオンズリーグのスパルタ・プラハ戦)から5名を入れ替えたが、チームは良いプレーをして勝った。私にとっては素晴らしい反応だ。一歩も譲らず続けなければならない」
また、好調のラウタロ・マルティネスや先制点をお膳立てしたフランス代表FWマルクス・テュラムにも言及。両者のパフォーマンスを称えつつ、チームの功績だと誇っている。
「ラウタロとテュラムを指導できて幸せだ。チームのために自らを犠牲にし、ゴールのためだけでなくチームメイトのためにも一生懸命働く姿が好きだ。ポゼッション時以外も完璧だ。彼らが素晴らしい数字を残しているのは、コンディションを整えてくれる素晴らしいチームがあるからだ」
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