アーセナルのU-19イングランド代表DFマイルズ・ルイス=スケリーが処分取り消しとなった。
今季のアーセナルトップチームで着実に出番を増やし、公式戦17試合の出場を数えるルイス=スケリー。25日に行われたプレミアリーグ第23節のウォルバーハンプトン戦も左サイドバックで先発したが、前半終盤の相手カウンター時にマット・ドハーティをファウルで止め、マイケル・オリバー主審からレッドカードを受けた。
試合後のミケル・アルテタ監督は「私の言葉は必要ないほど明白だった」と判定が厳しすぎるのではないかと首を傾げ、巷でオリバー主審に脅迫や暴言の誹謗中傷が確認されるなか、アーセナルも異議申し立て。イギリス『BBC』によると、そのクラブの主張が通ったという。
本来なら3試合の出場停止に処されるところだったルイス=スケリーだが、独立規制委員会がアーセナルの異議を通す形で処分を撤回。アルテタ監督はチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ最終節のジローナ戦に先立った会見で「この決定が下されて嬉しく思う」とし、こう続けた。
「クラブは我々の立場を守るべく、証拠をはじめ、あらゆるものをまとめ上げ、かなり迅速に行動した。今日、こうしてわかって良かったよ。助けになる。彼が出られることで、選択肢が増えたんだ。チームにとって、良いことだ」
【動画】アーセナル18歳DFに主審がすぐさまレッドカード