【明治安田J1リーグ第1節】
2025年2月15日(土)
14:00キックオフ
横浜FC(J2・2位/2024) vs FC東京(7位/2024)
[ニッパツ三ツ沢球技場]
◆戻ってきたJ1、白星スタートを【横浜FC】
2023シーズンにJ2に降格した横浜FC。激しいJ2での戦いを2位で終え、1年でのJ1復帰を果たした。
四方田修平監督が率いて4年目のシーズン。戦力の入れ替えを行い、J1で戦うための準備を整えた。自身が札幌でも指導したMF駒井善成やFW鈴木武蔵に加え、DF山﨑浩介、DF伊藤槙人、DF鈴木準弥と守備陣も補強。キックの名手でもあるDF福森晃斗も期限付き延長で残留した。
昨シーズンは半分ほど戦力が入れ替わった中でもJ2を勝ち上がってきた中、今シーズンは元札幌組が加入。自身の戦い方を知る選手のフィットは早いはずだ。
プレシーズンマッチでも調子の良さを見せたが、あとは本番でどこまで結果を残せるか。下馬評は決して高くはないが、2年前の最下位に終わったチームとは違うところを初戦から見せたい。
★予想スタメン[3-4-2-1]
GK:市川暉記
DF:伊藤槙人、ンドカ・ボニフェイス、福森晃斗
MF:山根永遠、ユーリ・ララ、駒井善成、新保海鈴
MF:鈴木武蔵、小川慶治朗
FW:ジョアン・パウロ
監督:四方田修平
◆新指揮官の下、初陣飾れるか【FC東京】
2024シーズンは7位で終わったFC東京。シーズンを通して不安定な戦いを見せてしまった中、アルビレックス新潟を指揮していた松橋力蔵監督を招へい。新たなチームを作り出していく。
ここ数年、戦い方の方針転換を図っていたが、どれも中途半端な形で断念する結果に。成熟と結果の両方を天秤にかける中で、簡単にいかないのがチーム作りだ。
松橋監督は新潟でポゼッションサッカーを標榜していたが、FC東京らしさを残す形でチーム作りをしていきたいとコメント。個々の能力は高い選手が揃っているだけに、いかにチームとしての戦術の幅を持てるかがポイントとなる。
エースであったFWディエゴ・オリヴェイラの引退もあった中、FWマルセロ・ヒアンをサガン鳥栖から獲得。中盤にはMF橋本拳人がスペインから復帰し、ブレーメンでプレーしていたFW佐藤恵允も加入した。
戦力は充実していると言って良い状況。攻撃的なスタイルをどこまで突き詰めていけるか。横浜F・マリノスと新潟で松橋監督を知る遠藤渓太や仲川輝人、高宇洋などが戦術の解像度を高めていけば、躍進の可能性もあるだろう。
★予想スタメン[4-2-3-1]
GK:野澤大志ブランドン
DF:白井康介、エンリケ・トレヴィザン、森重真人、長友佑都
MF:高宇洋、小泉慶
MF:安斎颯馬、仲川輝人、俵積田晃太
FW:マルセロ・ヒアン
監督:松橋力蔵