QPRでプレーするMF斉藤光毅が今シーズン2点目を記録した。
横浜FCからヨーロッパへ渡りベルギー、オランダでプレーし、今シーズンはQPRでチャンピオンシップ(イングランド2部)初挑戦の斉藤。14日に行われた第33節のダービー・カウンティ戦では左ウイングで3試合連続の先発となった。
QPRは元モロッコ代表MFイリアス・シャイルの振り向きざまのシュートで21分に先制。すると35分、斉藤が追加点を奪う。
左サイドから仕掛けたシャイルがシュート性のグラウンダーのクロスを入れると、GKが弾いたボールに反応。ワンタッチでかわし、ゴール右上に蹴り込んだ。
その後、シャイルの2点目もあったQPRは4-0の大勝。斉藤はフル出場で勝利に貢献した。
移籍後初ゴールは1月に行われた第28節のハル・シティ戦。今回のゴールがQPRでの2点目となり、今シーズンのリーグ戦成績を32試合2ゴール2アシストに伸ばしている。
なお、マルティ・シフエンテエス監督は試合後、前線の起用法に言及。今回2ゴールのシャイルを中央に移したことで、左サイドは斉藤が適任と考えているようだ。イギリスの地元メディア『West London Sport』が伝えている。
「さまざまな要因が組み合わさっている。まず、(シャイル)がケガから復帰し、より中央でプレーすることは、彼にとって異なる状況になると感じた」
「第二に、コウキは左サイドで本当に良いプレーをしてきたと思うし、コウキが(左サイドバックの)ケネス(・パール)やイリー(シャイル)と築いていた左サイドの関係は、我々にとって非常に信頼できるものだ」
「コーチングとはパズルの答えを見つけ、形作ることだといつも言っている」
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