★優勢ドローで初戦大勝活かしたドルトムントがベスト16進出! 守田英正が欠場のスポルティングは2戦連続無得点で敗退…【CL】
チャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグ、ドルトムントvsスポルティングCPが19日にBVBシュタディオン・ドルトムントで行われ、0-0のドローに終わった。この結果、2戦合計3-0としたドルトムントのベスト16進出が決まった。
チャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグ、ドルトムントvsスポルティングCPが19日にBVBシュタディオン・ドルトムントで行われ、0-0のドローに終わった。この結果、2戦合計3-0としたドルトムントのベスト16進出が決まった。なお、スポルティングのMF守田英正は負傷欠場となった。
敵地での1stレグを3-0の快勝で終えて大きなアドバンテージを手にしたドルトムント。ただ、新体制移行後苦戦が続くブンデスリーガでは直近のボーフム戦を0-2で終えて連敗中。ラウンド16進出とともにリーグ敗戦のバウンスバックを期した今回のホームゲームではジューレに代えてリエルソンを起用した以外、同じスタメンを採用した。
一方、1stレグの大敗によって逆転突破に奇跡が必要となったスポルティング。だが、直近のアロウカ戦では2-2のドローに終わり、弾みを付けられず。さらに、守田に加え、ギョケレシュやトリンコンら多くの主力をケガで欠く苦しいメンバー構成で敵地での重要な一戦に臨んだ。
本来であれば、3点のビハインドを追うスポルティングが攻勢を仕掛けたいところだったが、ドルトムントがボールを保持する場面が多くホームチームがうまくスローテンポの展開を維持する。
序盤からボールを動かす場所は自陣や中盤が目立ったが、時間の経過とともにより深い位置まで前進。20分にはザビッツァーの鋭いミドルシュートでGKルイ・シウバにファインセーブを強いると、以降もアデイェミ、グロスとミドルレンジからのシュートでゴールへ迫っていく。
対するスポルティングは守備こそ粘り強くやっているものの、全く攻撃の形を作れない。さらに、前半終盤にはシモンエスの負傷でデバストのスクランブル投入を余儀なくされるなど、苦しいチームの現状を反映させる前半45分間となった。
ドルトムントの思惑通りの0-0で折り返した後半。リーグ戦への切り替えか、キャプテンのヒュルマンドに代えてブリトを投入したスポルティングに対して、ドルトムントもバイノー=ギッテンスに代えてバイアーをハーフタイム明けに投入。
後半も立ち上がりから押し込むドルトムントはアデイェミ、スベンソンの鋭いミドルシュートで先制点に迫るが、ここはGKルイ・シウバの好守に阻まれる。さらに、58分にはボックス内でアデイェミがルイ・シウバに倒されてPKを獲得するが、キッカーのギラシーが左下隅を狙って蹴ったシュートはルイ・シウバに完璧な読みと反応で阻止された。
その後、ニコ・コバチ監督は展開的に突破を確信したか、ギラシー、ブラントを下げてデュランヴィル、レイナの投入でゲームクローズをより意識。カウンターやセットプレーからゴールも目指したが、ジャンのヘディングでのゴールがオフサイドで取り消されるなど先制点が遠い。
後半最終盤にはアントン、ベンセバイニの投入で完全に逃げ切り態勢に入ったドルトムントは、スポルティングに一矢報いることも許さず。2試合連続のクリーンシートによって危なげなく突破を決めた。
ドルトムント 0-0(AGG:3-0) スポルティングCP
2025年2月20日(木)4:41