★「最高のチームが勝った」完敗認めるグアルディオラ監督「過去3シーズンは我々の方が優れていたと感じていたが…」
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、レアル・マドリー戦での完敗を認めた。『ESPN』が伝えている。
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、レアル・マドリー戦での完敗を認めた。『ESPN』が伝えている。
シティは19日、サンティアゴ・ベルナベウで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグでマドリーと対戦し、1-3で敗戦した。この結果、2戦合計3-6となったシティのプレーオフ敗退が決定した。
先週行われたホームでの前回対戦を2-3で落としたシティは、難所ベルナベウで逆転突破を目指した。直近のリーグ戦ではニューカッスル相手に4-0の圧勝を収め、その勢いに乗りたいところだったが、FWアーリング・ハーランドが右ヒザの問題でベンチスタートに。
その影響もあって[4-3-1-2]の変則的な布陣で臨んだが、開始早々にFWキリアン・ムバッペに先制点を奪われた上、DFジョン・ストーンズの負傷で完全にプランが崩れると、以降も修正は全く嵌らず。ムバッペにハットトリックを許して敗退濃厚となったなか、MFニコ・ゴンサレスの加入後初ゴールで一矢報いたものの、厳しい敗戦となった。
同試合後、グアルディオラ監督は「最高のチームが勝った。彼らはそれに値した」と完敗を認め、勝者を素直に称えた。
「ムバッペの動きに対してうまく守備ができず、より困難だった」
「チャンピオンズリーグのシーズンでは、決勝、準決勝とグループステージを常に勝ち抜いてきたが、今シーズンはすべての大会で良い成績を残せなかった」
「過去3シーズンはレアルより我々の方が優れていたと感じていたが、今回は彼らの方が優れていた。彼らは勝利に値する。我々がしなければならないのはそれを受け入れ、前進することだ」
「彼らは走れるし、ロングポゼッションもできるし、ハイプレスもできる。ダイナミックな動きもできるし、守備も上手い。彼らは勝利に値する。我々はそこから学ぶ必要がある」
また、「ホームで2-3で負けたのは受け入れがたい。ここでは簡単ではない。ホームで良い結果が出ても、彼らがどれほど優れているかはわかっている」と、2戦合計という部分では、やはりホームでの逆転負けが痛恨だったと語るスペイン人指揮官。
この敗戦によって今季の残りの目標は現在4位に位置するプレミアリーグでのCL出場権獲得と、唯一可能性があるFAカップでのトロフィー獲得となる。
「残りのプレミアリーグで13試合を戦い、来シーズンもここ(CL)に残るよう努力する。永遠に続くものなどない。リーグ優勝は無理だし、再びここに残るにはトップ4かトップ5に入らなくてはならない」
2025年2月20日(木)11:45